トヨタ GRヤリス
CUSCO賞

リヤルーフウイングをはじめTOM'Sのエアロで凄みを増したトヨタ GRヤリスRZ "High Performance"。さらに目を引くのは存在感たっぷりのホイールだが、そのほかにもトータルに施されたカスタムがただ者ではない雰囲気を生み出している。当初の予定よりも半年以上遅れ、納車まで1年3ヵ月もかかったため、クルマよりもひと足先に入荷したパーツもあり、オーナーの手許にやってくるとすぐにカスタムに手をつけたそう。純正比-4.4kgの軽量化を実現する「SARD Ti-Z フルチタンマフラー」や「レボリューション スポーツキャタライザー」、「HKS カーボンレーシングサクション」で吸排気系に手を入れるなどしているが、注目はやはり足回り。その肝となるのがホイールなのだが、サイズを勘案しつつ候補に残ったのが「SAGA S-Plus」と「SAGA SL」で、最終的には「FACE-4」の設定がある「RAYS VOLK RACING TE37 SAGA SL」をチョイスした。タイヤは「POTENZA S001」を組み合わせ、理想のタイヤ・ホイールを履きこなすべく組み込んだのが、「CUSCO SPORT TN_S」である。単筒式、全長調整式、伸側・圧側の減衰力を完全独立制御の減衰力24段調整、CUSCO SPORT Blue springを採用する、スポーツ走行も視野に入れたストリート向けのハイエンド車高調だ。また、パフォーマンスに見合った足回りに仕上げるため、調整式ピロスタビリンク、調整式リヤアッパーアーム、調整式リヤロワアーム(フロント側)と、CUSCO製パーツでセッティングの幅を広げているのも見逃せない。加えて「CUSCO ストラットバー」を前後に取り付け、見た目も走りも妥協しない、魅力的なGRヤリスが完成した。
トヨタ GRヤリス | |
装着車高調 | CUSCO SPORT TN_S |
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装着タイヤ | POTENZA S007A |