Q
RECAROの新製品 LX-Fについて教えてください。
休日、ロングドライブに出かけるのを楽しみにしていますが、帰宅すると腰が痛くなることがあります。疲れにくいシートとして知られるRECAROから新製品が登場したと聞いて、とても興味があります。どんなシートなのでしょうか。
A
コンフォートシリーズのニュースタンダード。それがRECARO LX-Fです。
RECAROのスポーツシートは高いサポート性だけでなく、快適性や疲労軽減においても高く評価されていますが、その部分を磨き上げデザイン性にもすぐれた最新モデルがLX-F。これまでシート交換に興味がなかった方にも、ぜひ試していただきたい……それがLX-Fなのです。

さまざまな用途や目的に合わせてシートを選べるRECARO
RECAROシートのラインナップは、リクラインニング機構を持たないフルバケットシートと呼ばれるモータースポーツシェルシリーズ、リクライニング機構を採用するもののサポート性の高いスポーツシートシリーズ、そして疲労軽減と腰痛予防といったRECAROシートの哲学を継承しつつ快適性をさらに追い求めたコンフォート&エルゴノミクスシートシリーズで構成されています。
RECAROといえば、サーキットランやワインディングを攻め込むようなスポーティな走りに適したシートというイメージを持つ方が少なくないかもしれません。すぐれたサポート性を誇るRECARO製品にはそういう魅力もありますが、シートを交換することによって運転を疲れにくく、快適にするという効果もあります。
そんなキャラクターを全面に押し出して、幅広いカスタマーにフィットする製品としたのがコンフォート&エルゴノミクスシートシリーズですが、コンフォートモデルとして長年親しまれてきたLX-VS、LX-VFが新しくなりました。それがいま大きな話題となっているRECARO LX-Fなのです。

モータースポーツシェルシリーズのひとつRS-G

スポーツシートシリーズのひとつSportster Limited Edition
コンフォートシリーズのニューカマー“RECARO LX-F”
LX-Fは、RECAROシート特有のやさしく包み込まれるような着座感を継承しながら、より解放的で快適なフォルムに設計されています。コーナリング中などに身体をしっかり支えてくれるサイドサポート(シート左右の張り出し)も、人によっては乗り降りがしづらいとか、ちょっと窮屈と感じるかもしれません。LX-Fはその点に配慮し、トータルの快適性を高めた製品です。
もうひとつ、LX-Fは新しい魅力を湛えています。それはデザイン。全体のフォルムの流麗なラインにこだわり、立体的でエレガントなデザインにまとめられています。4点式ハーネスが取りつけやすいようにベルトホールを採用したスポーツシートとは一線を画すスタイリッシュさ。これは、RECAROシートすべてのデザインを手がけるFrank Beermann氏によるもので、LX-Fは日本国内向けに開発されたオリジナルモデルとなります。
すぐれた快適性とデザイン性を実現する、新しい素材の採用もトピックです。LX-Fはセンター部に柔らかくしっとりとしたクッション性の高い新素材“3Dエア”を採用しました。スタイリッシュで立体的なデザインも魅力的で、さらにLX-F IM110には同様に新素材となる“ハーモニア”をサイド部のコンビネーションに採用。これに加えて特筆すべきなのが、ポンプ調節式エア・ランバーサポートを標準装備していることでしょう。運転中の疲労軽減や腰痛予防を重視するRECAROならではの機能です。さらにLX-F IL110Hモデルは、2段調整式のシートヒーターも装備しています。
LX-F IL110H
素材:カムイ×レザー×3Dエア
サイドにレザー、センターに新メッシュ素材の3Dエア、バックにカムイと3つの生地を用いたLX-F上位モデル。シートヒーター&ポンプ調節式のエア・ランバーサポート装備。

ブラック×ホワイト×シルバー

ブラック×ブラック×シルバー
LX-F IM110
素材:ハーモニア×3Dエア
サイドに新ファブリック素材のハーモニア、センターに新メッシュ素材の3Dエアを採用。ポンプ調節式のエア・ランバーサポート装備。

グレイ×シルバー

ブラック×シルバー
- RECARO の詳しい情報はこちら
- RECAROシートに関するご相談はコクピットへ