コクピットQ&A

Q

REGNOは静粛性にこだわったタイヤと聞きましたが?

快適性に定評のあるブリヂストンの「REGNO」シリーズは、静粛性にもこだわっているそうですが、具体的にはどんな特長があり、どういったところが他のシリーズとは異なるのでしょうか?

A

静粛性と乗り心地を追求したプレミアムタイヤ。それがREGNOです。

REGNOはブリヂストンが30年以上にわたって、研究・開発を続けてきたプレミアムコンフォートタイヤです。ブリヂストンの持てる技術を集約し、静粛性能や快適性能を徹底追求。加えて運動性能などすべての性能を高次元でバランスさせるため、絶えず進化させてきました。現在発売されているREGNO GR-XT、REGNO GRVは、その結晶と言えます。優れたハンドリングはもちろんのこと、静粛性や乗り心地にも妥協したくない……、そんなクルマ好きから高い評価を受けているREGNO。2月には価格が見直され、これまでよりもお求めやすくなりました。

REGNO

「グレートバランス」の実現のために採用された業界初の技術

高い運動性能と静粛性の両立した「グレートバランス」を実現させたタイヤとして、REGNOは1981年に誕生。初代REGNOには、乗用車用タイヤとして初めてアラミドという素材が採用されました。衝撃吸収や柔軟性に優れるアラミドは、防弾チョッキなどに使用されていますが、当時はタイヤへの使用実績がない上に高価だったこともあり、実用化には至っていませんでした。しかし、REGNOに求められる高い静粛性を実現させるためは、アラミドが持つ衝撃吸収性は必要不可欠と考え、ブリヂストンはアラミドの研究を継続。試行錯誤の末、ついに実用化に成功しました。こうして生みだされたのが「アラミドホールドベルト」です。

さらに、アラミドによって運動性能が低下してしまうことを避けるため、ビード部に「ワイヤーインサート」と呼ばれる技術を導入し、高い運動性能を確保しました。さまざまな苦難を経て実現したグレートバランスは以降も磨き続けられ、今日の製品に受け継がれています。

静粛性と快適な乗り心地を実現した低燃費タイヤGR-XT

走行時の静粛性と快適な車内空間の実現のために、東京大学 生産技術研究所 応用音響工学研究所との共同研究を実施して誕生したタイヤがGR-XTです。トレッド部分には3Dへルムホルツ型消音器を設置。側管の先に立体的な側室を設けることで、より多くの消音器が配置可能になりました。また、イン側のショルダー部分には3Dノイズカットデザインを採用し、路面からの振動を伝わりにくくしています。

これらのサイレント・テクノロジーにより静かで快適な車内空間がもたらされ、プレミアムセダンはもちろん、エンジンサウンドを楽しみたいスポーティカーやお子様と一緒に乗られることが多いコンパクトカーのオーナーにもおススメしたいタイヤです。また、GR-XTは従来品のGR-9000から転がり抵抗を20%低減させるなど、全62サイズで低燃費タイヤの条件をクリア。環境にも優しいプレミアムタイヤです。
※一部サイズはGR-9000となります。

REGNO GR-XT

REGNO GR-XT

3Dへルムホルツ型消音器

3Dへルムホルツ型消音器

3Dノイズカットデザイン

3Dノイズカットデザイン

広い室内空間の静粛性とミニバン特有の動きに配慮したGRV

ミニバン専用タイヤGRVにはREGNOが持つ先進技術に加えて、独自の新技術が採用されています。サイドブランチ型消音器の技術を利用したノイズ抑制グルーブをトレッド部分に採用し、高周波ノイズを抑制。これにより、車内空間の広いミニバンでも後席まで高い静粛性を実現しました。また、車高が高く、車重が重いミニバンはコーナリングや横風などの外力によってふらつきを起こしやすいクルマですが、GRVはこの点にも着目。横力変動を抑制する、IN側とOUT側のサイド形状が異なる非対称形状を採用しています。

さらに、IN側トレッドには回転方向の剛性が低下する溝ではなく、丸い穴「ラウンドスロット」を搭載。ミニバン用に最適化した左右非対称パタンを採用することで剛性を高め、定員乗車時のふらつきを抑えるだけでなく、偏摩耗の抑制にも大きく貢献しています。REGNO GRVは、高級ミニバンにふさわしい快適な乗り心地を味わうことができる製品なのです。

REGNO GRV

REGNO GRV

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