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エスティマの音質向上計画☆

2020年4月24日

トヨタ エスティマ 50系

カスタマイズカーにも掲載させて頂いているオーナー様の車両。

毎度 八王子 よりご来店頂いております☆

何気に…

結構ぉ~手を加えている1台なんです!!

(詳しくはカスタマイズカー紹介をご覧ください☆)

そんなエスティマが入庫。

実は…

以前、まるで別要件でお預かりした際に出した当店の代車。

緑ムーヴ(初代!!)

「この間借りた代車のオーディオって何??」

あっ!気付いちゃいました?

あれ、あぁ~見えてオーディオに関してはガチ目なんですよ♪

「だよね!? 全然違かったもん。何がどうなてるの?エスティマも同じ様に出来んの?」

モチのロンでございます☆

そんなお話をしていたのは半年ほど前。

「やっぱりやって!オーディオ!!」

「因みに興味本位で自分でフロントドアはデットニングしちゃったんだけどさ…いい??」

!?良いですよ☆

「余った部材があるから使い切って欲しいんだけど…」

お任せで良いですか?

「いいよ!いいよ!任せる!!」

代車のムーヴは、リアスピーカーはカットしてフロントマルチで鳴らしているんですが

ミニバンならリアスピーカーはカットしない方が良いですよね?

ご家族で乗る車だし。

「そうだね。リアカットはちょっと困るかな…」

ではリア鳴らしの前後4ch接続で。

「でも、極力代車に近づくようにね!」

 

 

そんな訳で…

今回ご用意させて頂いたのが…

フロント用スピーカー

HELIX(ヘリックス)F62C

リア用スピーカー

Pioneer(パイオニア)TS-F1640

でございます!

フロントに準備したスピーカー HELIX は、ドイツ ブランドのカーオーディオスピーカーでございます。

いわゆる洋物!?    グフッ!!!笑

基本的に海外製品は、国内品とは違い寸法がバラバラ。口径は同一規格ですが

奥行寸法がやりたい放題です☆

国内品は俗称=カスタムスピーカーと言われ、国内規格で統一化されています。

しかし海外品に関しては基本、メーカーが良いと思う物を作り、その結果がこの大きさ。

ってだけ。付けたいんならそっちで考えてよ! ってな具合。笑

当HPでも幾度か紹介させて頂いておりますが、口径だけで選ぶ国内品とは違います!!!

最悪、やべっ!!!! 汗 付かないじゃん!!! なんて事は結構茶飯事。。。。泣笑

チャンとしっかり採寸する必要がありますね。

 

 

そんな訳でして

リア廻りより着手! 色々大変そうですしね☆

50系エスティマのリアスピーカーはセカンドシート後ろ、もしくはサードシート前的な場所に。

異型取付の為、バッフル等は適合ありません。

まぁ言ってしまえば、付く様にしか付かないと言う事でしょうか。

 

 

スピーカーを触る為には、ご覧の通りリアクォーター全バラが必須です。。。。!

 

 

そしてこちらが純正リアスピーカー。

とりあえず付いてる的な!? 鳴る的な??

 

 

外した裏側は悶絶異型!!!!

奥行きも無し!!!

開口部は 汗!

本当に取って付けた感満載ですな。。。

 

 

型取って、バッフル切って、隙間はパテ成形してって出来ますが、

オーナー様はそこまでは望んでおらず。。。

純正スピーカーが取付バッフルと一体成型ですので・・・

どぉ~しよぉ~かなぁ~☆

 

 

純正スピーカー→要らない
純正スピーカー枠=バッフル→必要

って事で、交換する手前ですし破壊!!!笑

とりあえずスピーカーコーンを破ってみました。

このままではバッフルにはなりませんな。。。

欲しいのは外周の 枠!!!

 

 

コーン紙以外も全てくり抜いたら…

!!??

バッフルではないですか☆笑

これを活用致します!

 

 

そのままでは頼りないので、レデューサーを使って剛性UPを図ります!!!

 

 

なんならちょっと強めに

ぶしゅぅ~~~っ!!!!!!!!

とね♪

 

 

バッフルを乾かしているうちに

オーナー様から預かったデットニングKITの余りを活用!

スピーカー周りの補強は入れたかったのですが、何とも異型ゆえ。。。。悩

3列目の外音侵入を防げればとの思いで、吸音材+制振処理にて。

下の画像のリアクォーター内部の大きな薄鉄板。

ミニバンならではですが、ここをテコ入れすると車内の静粛性は判る程に変化しますぞ!

大きな空間+薄鉄板

ミニバンのサードシートがうるさいのは、こういった理由もあるのです。

 

 

色々な箇所を

コンコン…トントン…ドンドン…

叩きながら、共振/共鳴箇所を探りつつ施工してゆきます。

 

 

そうこうしてる間に、バッフルの準備が整いました!!!

 

 

純正スピーカーから生み出したバッフル。

時間が頂戴出来れば、上段と下段の間のパテ盛り位はしてあげてもいいのかも!?

今回は、即席で参ります♪

即席の割にゃぁ~レデューサー効果で安っぽくは見えませんよね!?笑

 

 

異型鉄板に対する穴埋めは難儀ですので

今回はこの様な感じで終わらせます!

バッフル裏側へスポンジにてガイドを作成。

少しでも背面音が横漏れしなければとの思いの元、付けてみました。

 

 

バッフル固定も、純正タッピングのまま。

バッフルにはスピーカー固定用ネジ穴が有りませんので…

改めて穴あけし、スピーカーを固定しました。

 

 

最終仕上がりは、こんな感じに!

ただ付けるよりゃぁ~しかと鳴ってくれると良いのですがね♪

 

 

続いてフロントへ着手。

フロントスピーカーの作業に際して今回行うのは

ドアスピーカー/MIDの交換。 TWのドア取付。

の2点。

オーナー様が自ら施工したデットニング材がビッチリ♪

そこはノータッチにて、進めて参ります。

 

 

純正スピーカーを外した後、土台の制振施工をします。

保護シート等で使われるシートを大まかに貼り付け

欲しい部分を残し、カッターで切り取っていきます。

 

 

こうして切り取った保護シートを制振材へ貼り付け型抜きすれば

専用制振材の完成!!!

 

 

貼り付ける前に、鉄板を脱脂し

押し付けながら貼り付けしていきます。

制振材の粘着部はブチル材を多く使用していると思います。

ブチルと言う粘着剤、くっ付きも強力ですが、接着面を稼ぐのが一苦労!!!

ペトッ

と張っただけでは十分では有りません!

その後、ヘラ等で押し付け伸ばし押し出す、みたいな事をゴリゴリ行わないと

あっという間に剥がれてしまいます!

それをやらずのデットニング施工…幾度と目にしてます。

押しつぶさないと、ちゃんとくっ付かないので!!

 

 

土台の制振処理が済みましたら…

麻生付け の準備です!

 

 

スピーカー背面の吸音材。

 

 

背面保護のプロテクター。

因みに今回用意したインナーバッフル(パイオニア製)は

お気に入りの金属製ではなく合板を用いた物をチョイス!

元来なら ガッチリ!!! と固定できる金属製を使用したいところですが

今回使用するスピーカーは洋物。。

先にも触れた通り、国内規格ではない商品。

取付時に問題発生した際に、金属では加工が出来ない為

いざというときに加工しやすい合板(木製)をチョイス致しました!!!

 

 

取付準備は整いましたので

こちらが

ドイツ生まれのカーオーディオスピーカー HELIX(ヘリックス)F62C でございます♪

 

 

スピーカーのエンジンとも言える裏のマグネット・・・・・・汗

で、でかっ!!!!笑

 

 

今回の取付は通常接続ですので

付属のNW(ネットワーク)をしっかり使用致します。

流石はヨーロピアン!?笑

NWの配線接続部が端子ではなく、AMP等々と同じビス止め!!!!惚

素敵ですねぇ~。

良くも悪くも国産メーカーじゃぁこうはいきませんね。

そんな造りに応えるべく

私も接合部を、銅線挟み込み ではなく 専用U端子を使いました♪

 

 

スピーカー背面は湿気に晒されています。

ド定番の錆びやすいPOINT!!!

端子部にはグリスアップを欠かさずに♪

 

 

最後に

お約束の

ポンデリング !!!旨

をくっ付けてMID完成です♪

 

 

続いて最後の施工。

TW(ツイーター)の取付です!!

洋物TWの取付は、ほぼほぼが埋め込みに適しています♪

と言うよりは

埋め込め!!!

と言わんばかりの構造です。

日本メーカーは

置け!!!

な構造。

この差は何なのでしょうか???謎

 

 

TWをきちんと採寸し埋め込む為の穴をあけます!!!

ドアパネルですので失敗は許されません♪

知ってますか???

車両のドアパネルって、結構お高いんですよぉ~~~恐!!!!

1枚4~5万はするんです¥¥¥¥¥¥

怖いですねぇ~~~ 恐ろしいですねぇ~~~~

私は下穴を空けたら、後はルーターを使ってフリーハンドで広げていきます。

途中幾度と無くTWを当てがって確認しながら。。。

広げ過ぎたらOUTですからね☆

 

 

丁度良く穴を空けたら

TWを埋め込んで完成☆

 

 

裏側はこげな感じ。

銀色のコの字ステーで抜け防止となっているのです!

この固定方法は

国産品でもごく一部の商品のみ採用。

因みに、洋物もダッシュボード上に置くタイプも付属しており

お好きにどうぞ

状態♪

実に都合が宜しい!

 

 

全体像的にはこんな感じに仕上がります!!!

違和感はあんまり出ませんよね??

ダッシュ上に角生やすより…??笑

エスティマへの今回の取付場所は、

若干ラウンドしている場所で真平では無かったので、

TWふちの裏側へ緩衝材(スポンジ)を施工。

隙間埋めには丁度宜し!

 

 

かくして…

エスティマ 50系 音質向上委員会

は閉幕です!

リアの鳴り感はボチボチ。普通では無いのは判断できますし

あの取付で音量上げても違和感が出ないので成功かなぁ~汗笑!

フロントに関しては、バッチグゥ~♪

ご機嫌でございます!!!

HELIXのおすすめポイントとしては…

ボーカル(声)の聞き取りやすさ。 

そして何より洋物特有のパワー感☆ やはり健在。

 

 

車両は純正OPナビ装着車両。

デッキ(H/U)を替えるのはまた今度にしておいて…

今回は、スピーカー交換にて直接音を変更する手段を選びました。

当店において、よく施工させて頂いている

疑似マルチ接続

は犠牲が付きまとうシステムでもあります。

何より…

純正→社外品

このチェンジこそが、カーオーディオを楽しむ上で最優先事項では!?

Aパターン
Bパターン
Cパターン

やり方し方は様々ございます!

ご予算と共に、ご相談ください☆

 

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