2016年8月5日
とある水曜の夜、20時を過ぎた日。
僕は仕事が終わると急いで、美容室に向かった。
約束の時間は30分は過ぎただろうか、ようやく店の前に着き、
入り口のドアを開けると
こちらをみようとしない店主。・・・平田
何もしゃべらずに、黙々と髪を切る男だ。
今日もいつものように2ブロックカットをするのか?
何も言わないのは、少しドキドキするが、
なぜか楽しみな自分もいる。
この平田のハサミさばきとでもいうのかどうかわからないが、
実に手際が良い!
話しをしなくても、あっという間に、時間と共にカットも
一応の終わりをむかえそうだ。
次に毛染めをしてもらうのだが、カラーを聞かずもアッシュ系の色に
染めてくれる所もさすがの一言だ。
15分ぐらい待ち、シャンプー台に促され、移動すると見覚えのある
シャンプーが置いてあるではないか!?
「AXE(アックス)」!
美容室でも市販のシャンプーを使うのか?
驚愕だ!
僕は恐る恐る平田に聞いてみた。
すると、平田は
「良いものは良い。ただそれだけですよ」
この男、なかなか芯のある男だ。
桑名に来たら、一度いってもらいたい美容室です。