2018年2月3日
こんにちは、櫻井です(∧∧)
皆さん、いかがお過ごしですか?
本日はファンカーゴのドライブシャフト交換の模様をお伝えします。
さて、こちらのクルマは車検整備でお預かりしたクルマになります。
今回交換した『ドライブシャフト』は、エンジンが作った力をタイヤに伝える為の部品で、ミッション・デファレンシャルギアに接続されています。
さてまずはタイヤを外し、タイロッドエンドを切り離します。外したタイミングでタイロッドエンドのボールジョイントのガタつきもチェック。今回は大丈夫そうですね♪
次に、センターロックボルトを外します。続いて、ストラットボルトを2本外して、サスペンションとナックルを切り離します。さらに特殊工具を使いハブからドライブシャフトを抜きます。すると、ブレーキ周辺の部品が写真のようになります。
ここまで来たら、次はドライブシャフトを抜く作業になります。
まずは右前輪のシャフト交換ですが、ここを外すにはセンターデフからドライブシャフトが外れないようにロックしているスナップリングを外します。続いてベアリングを支えているゴムブッシュ付のボルトを外します。
あとは、シャフトとセンターデフとの接続部分をバールでこじって、シャフトを抜く作業になります。
交換は新品組みあがり品を準備していたので、あとは外した時と逆の手順で組み付けをして、完成!! 左側も同様の手順で作業は完了。
ただ、左側にはオイルの漏れを防ぐためのシール材が入っているので、経年劣化を考慮して今回、新品と交換しました。写真真ん中に見える穴がシャフトの入るところで、その奥にあるのがオイルシールになります。
交換後はこんな感じです。