2016年11月1日
S2000と言う車は、本当に面白い車両です。
本気でサーキットを攻めてもOK。ドレスアップベースとしてもOK。
そして意外と思われるかもしれませんが、街中をゆっくり走っても面白いそんな車です。
そんなS2000を、速さだけでなく楽しさと言う部分に注目して仕上げました。
楽しさという部分は、数値化できないためお伝えすることが難しいのですが、ステアリングを切った分だけリニアに反応するハンドリング。
アクセルワークに思い通り反応するレスポンス。
街中の40km/h程度の速度から高速道路の100km/h付近まで、様々な速度域での快適性。
非常にスタイリッシュな車高からは想像しにくいかもしれませんが、きちんとセットアップしたサスペンションは快適性もしっかり確保します。
快適性を求めてセットアップしたわけではありませんが、楽しさを求めてセットアップした結果快適に仕上がったというところがとても大切です。
問題ないところには手を入れないという基本通りのカスタマイズで、不満のある部分の改善を繰り返し非常にバランスの良い状態にたどり着きました。
しかし、より良くを求めるのが人の性というものですね。
更なる進化を求めて、相談の日々は続いておりますので今後の進化にもご期待ください。
サイドビュー
素材で勝負!
S2000の美しいボディラインを活かし、エアロパーツレスでローダウンのみのサイドビューです。
適度なローダウンでとてもスタイリッシュです。
サスペンション
HKSハイパーマックス4GTにハイパコのスプリングをセットしました。
ヘルパースプリングをうまく活用しリバンプストロークをしっかり確保しています。
スプリングのチョイスはレートも大切ですが、ハイトも非常に重要です。
S2000に関してはたくさんデータがありますので、要望に合わせてチョイスをしました。
ポイントは長めをチョイスですよ。
ブレーキ
リアブレーキの固着に伴い、リフレッシュを実施しました。
キャリパーは、ホンダ純正新品。
パッド&ローターは、ディクセルをチョイスしました。
ローターは、オプション設定の12本スリットをチョイス。
カッコいい!
ポテンザRE-71R
ストリート仕様にRE-71R。
食わず嫌いをやめれば、アリな選択です。
まずは、圧倒的な安全性をゲット!
そして何よりかっこいいんです。
ちょっぴり心配なライフについては、乗り方やアライメント次第で問題ないレベルを維持します。
KYBコンペティションスプリング
HKSのショックにKYBのスプリングを組み合わせました。
レートをアップしたもののしなやかなストローク感のあるスプリングにより快適性も向上しました。
スプリング特性としては、スイフトよりもハイパコに近いように感じます。
スプリング選びはなんだか楽しい作業です♪