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「楽しく走れるセットアップで『らしさ』倍増」

2008年9月5日

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    メーカー:ホンダ 車種:S2000

スポーツカーの場合、かなりハードなカスタマイズをされるユーザーも多いと思います。しかし、サーキット走行には有益なパーツでも、街乗りでは犠牲をともなう場合もあるんです。

年間数回のサーキット走行のために、Sタイヤの装着を前提として足まわりをセッティングしたりパワーアップを図ったりと、ハードなチューニングを行うユーザーもいらっしゃいます。しかし、そうしたカスタマイズでは乗り心地などの実用性が犠牲になることも少なくありません。多くのユーザー場合、スポーツカーであっても、買い物や旅行など、日常的にも使用されると思います。そう考えれば乗り心地だって重要ですよね? また、通勤などに使うことを考えると、エクステリアもシンプルに仕上げたいと思うのではないでしょうか。あれこれ装着するより、オリジナルを活かしたほうが良い部分というのもあるんです。

このS2000はストリートやワインディングをメインに、ミニサーキットを走っても楽しめるようにセットアップしました。ボディ補強や吸気系のファインチューン、ストロークを十分に確保した足まわりの装着など、スポーツカーらしいフィーリングの向上を目指したメニューになっています。せっかく手に入れた愛車なら、シチュエーションを問わずに楽しみたいですよね。スポーツカーの楽しさはコンマ何秒の世界だけではないとういう一つの提案です。


※こちらは2009年10月以前にコクピット加古川webでご紹介させていただいたお車です。
コクピット加古川はスタイルコクピットZOOMと店舗統合いたしました。

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MUGEN製フロントバンパー

カーボン素材を使って作られたバンパーです。決して安い価格とはいえませんが、部品点数はかなり多く、ラジエーター直前まで風を導くパネルやPP製のアンダーパネルなどもセットされていますので、付けてみれば価格は納得できると思います。特筆すべきは強度の高さとフィッティングの良さ! さすが無限製だけあってこれだけ強度があれば相当なスピード領域でも変形など無縁でしょう。性能最優先で作られているだけにエンジンのクーリング性能や空力性能など、同型車オーナーにはかなりオススメの機能パーツです。


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BBS-LM (ヨーロッパ輸出用サイズ)

ストリート用として選んだのがこのBBS-LMの18インチ。ヨーロッパサイズとすることで、BBSのおとなしいイメージを少し変えてツライチセッティングとしました。サイズはFが8J×18、Rが9.5J×18。 RE050の次に組み合わせたタイヤはポテンザRE-11で、サイズはFが225/40とRが255/35。ノーマルからは2インチアップとなりますが、BBSの軽さと抜群のコーナリング性能を備えたRE-11の組み合わせは大変満足のいく仕上がりとなっています。マッチングとしては、ローダウン必須のチューナーサイズとなりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。

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やっぱりナビは必需品! ALPINE HD55EU

スポーツカーではあるものの、カスタマイズのコンセプトでもある快適性、日常での使用を考えるとカーナビは必要! でもS2000の場合、奥まった部分に1DINスペースしかなく、考えた末に見た目と使いやすさを重視し、オンダッシュではなくアルパイン製のINA-HD55EUインダッシュナビをダッシュ埋め込み加工にて取付ました。加工には多少の勇気は必要ですが、やってみると抜群に操作しやすくて見やすい! 純正ナビと違って自分で選べるのも魅力です。とはいえ毎日ナビを使うわけではありませんから、普段はこのモニターにBLITZのR-VIT DSを接続し、水温、油温、油圧など表示させています。このR-VIT DSは車両の故障診断コネクターに接続するだけのお手軽商品で、吸気温度や吸気圧力なども表示できる優れもの! ナビのモニターがレーシングモニターみたいになるのでちょっとやる気にもなりますよ!  

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オーリンズ PCV アルミ全長調整

数ある車高調の中からチョイスしたのは、このオーリンズ PCV。理由は街乗りでの快適性と運動性能の両立。バネレートもF.8K、R.6KとS2000の車高調としては低い設定です。決して硬くない乗り心地と沈み込むほど硬くなるPCVシステムの効果で快適性と運動性能を兼ね備えたしなやかな足です。アルミなので軽量なのは言うまでもありませんが、アイバッハ製のスプリングを使っているあたりも採用の決め手になりました。 街乗りでの安全性の面でも、ピーキーと言われる初期型S2000の不安感を消してくれるいい足です! 全長調整式でバネのプリロード調整や20段階の減衰力調整機構も備えているので、よりスポーティにセッティングすることも可能ですよ。硬すぎない大人の足回り・・・。そんな感じでしょうか。

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BMC CDAカーボンエアクリーナーBOX

F1でも実績のあるBMC社製のエアクリーナーBOXで、カーボンの筒の中に円錐形のエアクリーナーが入っているユニークなパーツです。基本的には汎用品ですが、長さ、大きさやエアフロにあうアダプターのようなパーツも出ているので、適合が出ていない車種も可能性はあります。外気導入用に蛇腹ダクトも付いていますが、S2000用は取付できなかったので、BOXを加工してダクトを取り付ける予定です。現在は無限バンパーのブレーキ用ダクトから別のダクトを引いて代用しています。S2000は吸気温度が高くなるとCPUの補正が入ってパワーが出にくくなるので、BOXにラジエターの風が当たる部分は断熱材で覆っています(現在は少し仕様を変更し、更にラム圧がかかるようにダクトを変更しています。100Km/hを越えたあたりでいい感じにラム圧がかかり、パワーアップにも貢献しています)。

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クスコ フロアー補強バー

オープンカーにしてはボディ剛性の高いS2000ですが、足回り変更やホイールのインチアップに伴うボディ剛性のアップは必須です。安全性や剛性面ではロールバーが一番いいのですが、コンセプトである快適性とノーマルライクなルックスを考慮して、ロールバー以外の剛性アップパーツでどこまでいけるかやってみようと決めました。そこでタワーバーの次にチョイスしたのがこのクスコフロアー補強バーです。装着後は、よく通る荒れた道路でドタバタしていた感じが薄れ確実に剛性が上がっていることが確認できました。外観では全く見えないパーツで、最低地上高にも影響はありませんので、さりげなくボディ剛性を上げたい方にはオススメのパーツです。今後もこのスタンスで見えない部分での剛性アップパーツを装着していく予定です。

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