2009年3月26日
どんなにハイクオリティーなカーオーディオシステムも、
走行中のノイズやドアの共振などによってサウンドが濁ってしまいます。
これは、すべてのカーオーディオに共通する宿命です。
そこで注目されている効果的な対策がデッドニングです。
画像③
このようにドアは穴だらけです。
そのためスピーカーの前から出た音と、後ろから出た音が混じり、
音の打ち消し合いが起こってしまいます。
画像④
車のスピーカーは音を出すとき固定されている鉄板などにも
振動が伝わります。
その振動や走行による振動で本来のスピーカーが
再生する以外の音を出してしまっています。
ドアの余分な穴を塞いで、家庭用のスピーカーと同様に箱状にし、
振動を吸収する製振材を使用します。
画像⑤、⑥
ドアの外側の外板には、イース・コーポレーションの
「レアルシルト」で制振し、「レアルシルト・ディフュージョン」で
スピーカー背面の余計な音を拡散・吸収・反射させます。
画像⑦、⑧
ドアの内側の制振と穴塞ぎには、オーディアの制振シート
「レジェトレックス」を使用しました。
画像⑨
ついでに、スピーカーケーブルもモンスターケーブルで
ヘッドユニットより配線を引き直し致しました。
作業終了後に聞いてみましたが、スピーカーからの音が
クリアになり低音のキレも良くなったようです。
それにドアの開け締めの時の音も高級感のある音になりました。