2022年6月6日
AutoExe『Strut Tower Bar』タワーバー
高剛性を優先し、アルミよりスチール、2ピースでなく1ピース。
比較的安価で装着も簡単な為、ファションアイテム的な感もあるタワーバーだが、コンセプト次第で様々な設計が可能である。
AutoExeの目的はもちろん機能最優先という考え方である。
全ての車種を貫く基本設計は、オールスチール製シャフトとブラケットを溶接した完全1ピース構造となる。
左右のタワーを連結するシャフトは、剛性の高いオーバル形状とし、極力直線的にレイアウトしている。
また、ボディとの接合部となるブラケットに筒状のリブを設ける事で十分な強度を持たせ、全てのスタッドボルトと共締めにしてボディとの一体性を強化している。
更に、ボディとの接合面に加わる圧力の均一化を図るべく、ツインガセット(補強プレート)を配置。
タワーバーとしては、最高レベルの高剛性を確保している。
単品での装着で十分な効果を得られるが、出来ればロアアームバーやフロアクロスバー等と組み合わせたトータルボディチューニングが理想形態である。
剛性を優先し、セパレートでなく1ピース構造の為、車種によってはタワーバーにしては取り付けが少々困難な場合もある。
取り付け時の作業性や後々脱着(車種によりスパークプラグ交換時等に邪魔になる可能性がある為)の作業性は気にせず、何よりも高い剛性を確保したいという場合には、うってつけの逸品となる。