2019年10月25日
今回も御客様からは「パンク修理お願いします」と言われましたが、残念ながらそんな次元の話ではなく、来店時から既にタイヤからパタパタ音がしてました。
勘の良い方はお気付きと思いますが、既にバーストしている状態です。
御客様も降りてみてビックリされてましたが、空気が減ってるからパンクだと思いそのまま走行し、当店に来られた様でした。
①応急的に空気を少し高めに入れる。
②パンク修理剤を使用する。
③スペアタイヤがあればスペアタイヤに交換する。
④ロードサービス等のレッカー移動を利用する。
等の対策をせずに自走すると、今回の様になってしまいます。
さてではどういう状況がバーストなのか見ていきましょう。
まずはこちらですが、空気圧不足で走行してしまった為にホイールがタイヤの側面を踏んづけて走った結果、穴だらけのボロボロになってしまってます。
表面がベコベコに変形してるので当然継続使用不可です。
損傷部分の拡大です。
大小合わせてこんな穴が幾つも開いてます。
内面はゴムが擦り切れて、外から見えてる繊維が内面からも見えてます。
擦れ倒して内面はゴムの粉だらけの状態でボロボロです。
内面から傷の向こうが確認出来る程の重症です。
ゴムは薄擦り切れてしまって、かろうじて輪っか状の形状を保っている状態です。
穴が開いてるので空気が入らないので、パンク修理なんてまず無理です。
という事で今回も新品に交換となりました。
ホイールが若干歪んでますが、今回は価格重視でタイヤのみ交換です。
大きな回転ブレはないのですが、要経過観察ですね。
バースト状態で自走すると、ホイールだけで走ってる状態なので車重等でホイールは簡単に歪みます。
こんな状態が所謂『バースト』ってヤツです。
皆様パンクを甘く見てるとこういう結果になるので、御注意下さいませ。