2015年11月14日
さつま祭りも今日と明日で終了です。
16日間の長丁場ですが、多数のお客様にご来店頂き、気づけば今日を入れてあと二日となってしまいました。
天候はあいにくですが、熱意をもってむんむん営業中ですので、時間があれば気軽にお立ち寄りください。
さて今回はオイル交換の注意事項をご案内。
最近のお車は軽量化の為、エンジンオイルの溜まっているオイルパンと呼ばれる部分が、アルミ製になっているものが有ります。
それに伴い多発しているのが、オイルを抜く際に付いているドレンボルト(風呂場の栓みたいなもの)を締め付けするときに、締めすぎてしまい、ネジを潰してしまうトラブルなんです。
今回もネジを外そうとすると・・・とても固い( ゚Д゚)
お客様に報告のうえ、ダメもとで外してほしいとの依頼だったので外しました。
そうすると、なんということでしょう。
オイルパン側のネジ山が全て削り取られていました。
もちろんもうネジは取付けできません。
通常はオイルパンの交換を行うのですが、今回はコストを抑えたいという事で、ネジ山を再生させるリコイルを実施しました。
手順はまずはひと回り大きな穴をドリルで開ける。
そこにタップを使いネジ山を切っていく。。
今度はそのネジ山に再生させるためのバネ状のリコイルを挿入して完了。。。
途中までは写真に収めましたが、オイルで手がべとべとなので後半は写真は有りません(T_T)
どうしてもという場合はリコイルも実施しますが、確実性や耐久性を考えるとオイルパンの交換をオススメします。
という事でオイル交換時のネジの締めすぎには注意しましょう。
因みに当店ではトルクレンチを使用して、規定の力で締め付けをお客様立ち合いで行なっておりますので安心してご来店ください。