2023年12月16日
ムーヴのエンジンオイル交換です。
キッチリと定期的にタイヤ交換やCVTF交換等、基本的なメンテナンスを行っている車両なので、大きな不具合は出てませんが、ODOメーターは約180,000kmを表示しています。
これだけ走行していても、大ダメージのオイル漏れやオイル消費もなく、低走行車と同様に扱えてるのでやっぱりメンテナンスは大事ですね。
ただ、量産車全てに言える事ですが、所謂お車の「アタリ」「ハズレ」はあるので、メンテナンスしていてもハズレの場合は不具合が出てしまいます。
ですが、メンテナンスしなければアタリのお車でも故障を起こすので、少しでも長く御愛用頂く為にはやっぱりメンテナンスしかないんですよね・・・
という事で、メンテナンスの基本中の基本と言ってもいい様なメンテナンス作業、「エンジンオイル交換」を実施します。
まずは古いオイルをエンジン下のドレンから排出します。
キッチリ交換はしてますが、抜いたオイルはそこそこ黒ずんで汚れてますね。
今回はオイルフィルターは交換しないのでオイルフィルターには手を付けません。
で、エンジンオイルを抜いてるのをただ待つだけっていうのも何なので、この時間を利用してタイヤに空気補充をしたり、簡単な目視点検を行います。
そうしている間にエンジンオイルが抜け切ったので、ドレンボルトに新しいガスケットをセットして、エンジンオイル抜き口を締めます。
これで下側の作業は完了です。
後は新しいエンジンオイルを注入するだけですが、今回はついでに内部洗浄をします。
と言っても何か特別な事をするわけではなく、添加剤を使用するだけです。
そして使用する添加剤は、ケミカルでいつもお世話になってるWAKO'S の『e CLEAN PLUS』です。
簡単に言うとフラッシング剤の様な役割なんですが、こちらは即効性ではなく遅効性が特徴のケミカルです。
エンジンに注入後、普段通り走行している内に少しずつエンジン内部の汚れを除去する感じです。
即効性タイプは製品によってはエンジンにダメージを与える事もありますが、遅効性でゆっくりゆっくり時間を掛けて作用するので、安心して使用出来ますね。
そんな安全安心のケミカルを全量エンジンに注入し、後は規定量になるまでエンジンオイルを注げば完了です。
最後は忘れずにエンジンオイルフィラーキャップ(注入口の蓋)を閉めて、作業は終了ですね。
今回の添加剤は汚れを落とす為の添加剤なので、オイルフィルターには通常よりもゴミが溜まる様になります。
ですのでe CLEAN PLUSを使用した場合、次回エンジンオイル交換時は必ずオイルフィルターの交換が必要になります。
という事は今回の様にオイルフィルターを交換しないタイミングで使用するのがベストですね。
エンジンオイルに色んな種類があるのと同様に、エンジンオイル添加剤も色んな種類があります。
エンジンオイル交換やエンジンオイル添加剤の使用は、コクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。