2023年9月21日
セレナのバッテリー交換です。
セレナのS-HYBRID車のバッテリーはメインバッテリー+サブバッテリーの、2個積み仕様となっています。
バッテリー交換の際に弱ってる方だけ交換する方も居る様ですが、基本はメインもサブも同時交換です。
なので、当店は当然基本通りの同時交換を推奨致します。
どちらか一方がバッテリー上がりになると、エンジンが始動出来なくなるので、「どっちか片方が正常ならいいでしょ」という安易な考えは、この際潔く捨ててしまいましょうww
ただ、バッテリーはどちらもアイドリングストップ用バッテリーを使用するので、金額的にはある程度の覚悟が必要かもしれません。
そんな高額出費不可避なバッテリー交換を進めます。
まずはセレナと言えばという感じの邪魔っけな吸気ダクトをスポッと外して、2つのバッテリーと御対面ですw
そうしたらまずは普段通りにバッテリーを載せ替えます。
載せ替えにあたり、用意したバッテリーは『ECOLONG SAVE IS ×2(サイズ違い)』です。
アイドリングストップ用バッテリーとしての機能は、可もなく不可もなしといった具合のベーシックなバッテリーです。
で、交換後がコチラです。
交換前のバッテリーと見た目がそっくりなので、「変わってないやん!」と思われるかもしれませんが、当然そんな架空請求の様な悪質な事は致しませんので、御安心下さいww
バッテリー交換後は一番最初に外した吸気ダクトを元通り組み付けます。
なので、こんなにバッテリー上部がスッキリしている状態から・・・
一気にバッテリーの9.5割が隠される状態になります。
エンジンルームにスペースの余裕などなく、パンパンですね。
ここまでで通常のお車であれば終了ですが、セレナはスキャンツールを使用しての『放電電流積算値リセット作業』が必須です。
これをしない事には正常にアイドリングストップのON/OFFが出来なくなるので厄介ですね。
DIYでバッテリー交換にチャレンジする方は、バッテリーとは別にセレナS-HYBRIDに対応したスキャンツールの用意まで必要になりますよ。
※リセットだけディーラー等の手を借りる(有料)のも一つの手段です
そんな訳でリセット作業まで無事終了し、バッテリー交換完了です。
スキャンツールを使用しない形でのリセット作業というお車もありますが、セレナS-HYBRIDはスキャンツールの使用がリセット作業の絶対条件となっています。
バッテリー交換は年々ややこしさを増してきていますね~w
リセット作業が必要なお車は、バッテリー交換に少々長めの御時間を頂戴致しますが、バッテリー交換はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。