2023年9月16日
ロードスター(ND5RC)のシート交換です。
2シーターのスポーツカーで、運転席側にフルバケットシートを取り付けます。
2シーターなので後部座席が無く、リクライニング機能は必ずしも必要って事もないですし、体のホールド性やシート自体の剛性はフルバケットシートの方に軍配が上がります。
※あくまでも個人的主観ですので、リクライニング機能は必須という方の好みを否定する訳では御座いません
交換するにあたり、まずはこんな感じのスポーツカー以外の多くのお車にも採用されてそうな至って普通の純正シートを取り外します。
シートを外した後は、普段は掃除機を当てにくいシート下をお掃除しまして、シート取り付けの下準備です。
まずはシートを取り付ける為のシートレールの組み立てです。
御覧の通りにバラバラなので、文字通り組み立てていきますw
シートレールが組み上がったら、純正シートから外したシートベルトバックルを移設します。
その後、シート本体をシートレールにドッキングです。
今回使用するシートは『RECARO RS-GE』です。
ベロア生地を採用したRSシェルのエントリーモデルですね。
エントリーモデルとは言え、形状は日本人の為に開発されたフルバケットシートなので、RS-GEを選ばれる方も多く、人気のモデルです。
ドレスアップにもサーキット走行会にも、ストリートでのドライビングポジションの改善等、これ一脚でオールマイティに使用可能です。
そんなシートを取り付けて、ユーザー様に何度も着座して頂きつつシートポジション調整を繰り返して、完成したインテリアがコチラです。
狙い通りスポーツカーによくお似合いのスタイルが完成しましたよ。
オールベロア生地が良い感じですね。
レザーも選べますが、個人的にはベロア生地の方がグリップ感が強くて着座位置がずれ難くいので好みです。
※これもあくまでも個人的主観です
高級趣向素材のレザーやアルカンターラもいいですが、値段の張る素材が必ずしもマッチする訳でもありません。
素材は価格に捕らわれず、好みの物を選ぶ事を強くお勧めします。
そんなRS-GEに座った感覚は純正とは比べ物にならないホールド性で、ワインディング等のコーナーの多い道を走行しても、シートが体を保持してくれるので無理に力んで踏ん張る必要もなく、きっと運転が楽になる事でしょう。
見た目も抜かりなく、フロントガラス越しに見える‶RECARO”ロゴのさりげないアピールが良い感じです。
フルバケットシートにより格段に格好良くなって機能性も上がった(リクライニング機能はなくなりましたがw)インテリア。
フルバケットシートは乗り降りが大変という方も居らっしゃりますが、実は乗り慣れていない最初の内にそう感じる程度で、慣れてしまえば乗り降りも案外苦じゃなくなってしまうものなんですww
※個人差はあります
RECARO・BRIDE等のフルバケットシートは、シートレールとシート本体を同メーカーで揃えると保安基準の点の心配もなく、車検も安心です。(追加部品が必要になる場合もあります)
バケットシートの取り付けはコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。