2023年5月30日
ZRR80Gエスクァイアで車検の御用命を頂きました。
しかし、相談されたのが満了日まで残り1週間あるかないかという期日・・・
まずは御見積りしてみない事には作業内容の見通しが立ちません。
すぐに御見積り対応したいのは山々でしたが、生憎と先約の予定が立て込んでおり、後日車検見積りする事になりました。
御見積りさせて頂いて、それから部品を発注させて頂き、気付けば入庫日が車検満了日の前日!!
ん~~~~~~ 困りましたね・・・
何が何でも車検は1発合格がマストで、失敗出来ない状況に陥りました。
という事で、急ピッチで(でも確実に)作業を進めます。
交換しないと車検に通せない項目はありませんが、交換お勧め部品を交換します。
交換内容はこんな感じになりました。
・バッテリー
・スパークプラグ
・エアーフィルター
・ブレーキフルード
・フロントブレーキパッド(提携の整備工場にて作業)
作業内容はどうってことない簡単な内容なので、サクサク進めていきます。(そうしないと間に合いませんw)
まずはボンネットをオープン!
で、真っ先に着手したのはスパークプラグ交換です。
イグニッションコイルを外して、1本ずつ交換します。
因みにこのお車のスパークプラグは、ボンネット裏には20万km使用可能的な表記がありますが、早目に交換するに越したことはありません。
エンジンオイルも1万~1.5万kmで交換って表記でも、3000~5000kmで交換する感覚と同様です。
そして現在このお車の走行距離は約8万kmです。
スパークプラグはNGKのイリジウムDFという物を使用します。
最近主流の小径プラグなので、締め付けトルクは要注意です。
外した物と比較してみても、昔のエンジン程の消耗は見受けられませんでした。
ですがイリジウムプラグはギャップ調整や清掃厳禁なので、早期交換がトラブル回避の近道です。
4本共慎重に組み付けたら次の作業です。
次は更に簡単なエアーフィルターの交換です。
このエンジンでは凄く簡単に交換可能です。
こんな黒いBOX形状の物の中にありますが、工具不要で指先だけで開けられます。
そして、その中から登場するのは・・・
新品なら真っ白な筈のフィルターですが、かなり黒ずんだフィルターが登場しました。
使用走行距離相当ですが、もっと酷くなって目詰まりを起こすとエンジントラブルを誘発します。
新品と比較すると汚れ度合いが分かり易いw
でもこの汚れの分だけエンジン内に直接汚れやゴミが入るのを防いでくれた証拠でもあります。
燃費云々よりもガソリンを上手く燃焼させるだけの吸入空気量の方が大事です。
って事で、新品をBOX内に収めてエアーフィルター交換は終了です。
使用したフィルターはMICRO製です。
どんどん進めて、次はバッテリーです。
まだアイドリングストップは機能してますが、6年近く使用しているのでいつ限界がきてもおかしくありません。
ですので交換が安心ですよね。
使用したのはECOLONG SAVE ISで、新車時搭載品と同等品です。
これで車検だけでなく、エアコン稼働シーズンも安心です。
アイドリングストップ車なので、バッテリー交換後は電流積算値リセット等の設定を行って、バッテリー交換は終了です。
後はブレーキパッドとブレーキフルードの交換ですが、サイドブレーキ調整も含め、提携の整備工場で行ってから、そのまま完成検査まで一気に進めて貰います。
検査の結果は・・・・・・
1発合格で一安心です。
いやぁ何とか車検切れにならずに済みましたが、車検に限らず物事にはある程度の余裕が欲しいですww
たまたま今回はギリギリではあるものの事なきを得ましたが、車検に出して検査員の方に「ブレーキフルード漏れてる」、なんて言われたら車検切れになってました。
ブーツ切れもなく、チェックランプの点灯しっ放しもなかったので、ブレーキのシール類は「お祈り」状態で車検を通しましたが、上手くいって良かった良かった。
こんな感じではありますが、車検も承っておりますのでコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。
ただ、期日に余裕をもって御相談頂けると助かりますww