2018年3月18日
前橋市よりお越しのお客様のZC6 スバルBRZ 。
今回はクラッチとLSDのトータルチューンアップを施しました。
選択したクラッチは、ORC レーシングコンセプトクラッチです。
このクラッチは、フライホイールとクラッチカバー、ディスクがセットになっています。
まず最初に感じた印象は、「フライホイールの軽量化ハンパないなぁ〜」です。
徹底した造り込みで、シフトフィーリングやエンジンのレスポンスの良さを引き出してくれる印象です。
性能面を重視する強化クラッチですとペダルが重くなったり、クラッチが繋がるポイントがダイレクトになったりして操作性が悪くなる印象が強いですが、最近の強化クラッチは、純正クラッチに近いフィーリングの商品が多くなってきました。
どのクラッチにも、それぞれのクラッチの特性になれる必要はありますが、なれてくるとクルマを操る、というかクルマとシンクロしている、ようなワクワク感が強化クラッチにはあります。
作業を終えてのエンジンスタート。この時点でもう純正とは違います。
エンジンの吹け上がりの良さ、クラッチペダルを踏んだ時のシャラシャラ音が心躍らせてくれます。
続いてLSDの作業です。
装着するのは、クスコ LSD タイプRS スペックF の2WAYです。
従来LSD内部に使用するプレートは、溝のあるタイプを使用しますが、スペックFのモデルは溝のないスペックF専用プレートを使用しています。
オイルの流れが良くなり、LSDの効き始めがマイルドな味付けになっています。
LSDは効き過ぎても乗りづらいし、効かな過ぎても乗りづらいのでなかなか奥の深いパーツですが、クスコ製のLSDは、作動方式や仕様の異なる設定が豊富なので幅広いニーズに応えてくれます。
LSDの写真が撮れてませんでした、すみません。
いつもコクピット前橋をご利用頂き、誠にありがとうございます。