2021年11月24日
スバル/BRZ
サーキット走行をメインで使用されているオーナー様。
新車時に装着した車高調のヘタリ+異音が発生。。。
以前は県外に住まわれており、そこであちこちとチューニングをされていたのですが
こちらの方にお引越しをされ、近所でチューニングやメンテナンスの相談できる所を探し、
「近くにコクピットがあるじゃん!! コクピットなら色々と相談できるかも!」
と当店に初めてご来店されました☆
他店でチューニングされた車両なので
・まず現状どのレベルのチューニングがされているのか。
・どのパーツを使用して構成されているのか。
などなど現車チェックを行い、今回のメニューが決定しました!!
まず車高調です!
今まで装着されていたのは「CUSCO ストリートZERO A」というストリートモデル。
オーナー様のドライビングスキルの向上+タイヤのグリップ力を考え
よりサーキット走行向けの車高調にグレードアップ☆
CUSCO製 スポーツS
をチョイスしました☆
この「スポーツS」はスポーツ走行メインながらも街乗りにも対応させているモデルです。
単筒式なのでショックの剛性感も高く、ハードなスポーツ走行に適しており
よりダイレクトな走りが可能になります☆
続いてスタビリンクもボールジョイント部やピロ部にガタツキがでていたので交換します!!
「ライトがかなり下向きになって見えづらいんですよね。。。」
とのお悩みも一緒に解決しちゃいます♪
ご用意したのは・・・
CUSCO製 調整式スタビリンク
調整式ピロスタビリンク
オートレベライザーアジャストロッド
でございます☆
オールCUSCO製で統一です♪
さっそく作業に取り掛かっていきます!
作業中にお車の傷をつけないようにボディー保護テープを貼って
作業準備完了です!!
まずはフロントからです!!
見た目でショックの劣化を判断するのが難しいですが、
減衰力をMAXで締めこんでも揺れが止まらないので
完全にショックは抜けています。。。
出ました!!!
ボルトの錆や水垢です!!!
ナックル内で完全固着する1歩手前でした。。。汗
1本1本ワイヤブラシーで錆や水垢を落とし
ここまで綺麗になりました~♪
最後はスレッドコンパウンドでコーティングしました☆
同じCUSCO製なのに
スプリングの長さ・形状の違い。
ショックの太さの違い。
ブラケットの厚みの違い。
ストリートベースの車高調と、サーキット走行向けの車高調では
ここまで違いがあります!!
フロント組み付け完了です☆
続いてリアに取り掛かっていきます!!
リアもショックのボルト・ナットが固着していないか心配です。。。
リアのボルト・ナットもガッツリ固着1歩手前でしたが
なんとか外れました。。。
パッと見でリアはそんなに見た目の変化はありませんが
複筒式から単筒式になり、トラクションの掛かり方が大きく変わります!!
色々な車高調メーカーがある中で
CUSCOはブッシュなど丈夫なものを使っていますが
そのブッシュもサーキット走行メインの使用+ドライビングスキルには敵わず
ご覧のあり様。。。
スタビリンクの写真は作業に集中していて撮るのを忘れました。。。汗
トントン拍子で車高調の取り付けも終わり、
車高調整と試乗チェックが終ったら
4輪アライメント調整
でございます☆
BRZの場合はフロント=キャンバー・トー、リア=トーの合計6カ所を調整します!!
サーキットで楽しく走ってもらえるように弱アンダー気味にセッティングを行いました☆
これにて「BRZの車高調リフレッシュついでにグレードアップ」は終了です☆
これで足回りがしっかりした分、サーキット走行でのタイムアップも期待できそうです!!
ノーマルサスペンションでも車高調でも
だいたい50000kmがサスペンション+車高調の交換目安です。
・段差の乗り越え時に揺れが止まらない。
などの症状は完全にショックが抜けていて
その状態では高速走行などで車体が安定しづらくなりますし、
タイヤの偏摩耗の原因にもなります。
走行距離が50000kmを超えている場合は、足回りのリフレッシュを推奨します。
お見積りやご相談など、お気軽に当店までお問合せ下さい☆