2016年7月20日
店長の杉本です。
夏の一気作業の続きをご紹介です。
途中経過は昨日の日記をご確認ください。
リアに続いては、フロントのリジカラ装着です。
メンバーを少し下げることでスペースを作り、リジカラ装着です。
付属のグリスで滑りをよくしたうえで、少しずつ平行を保ちながら締め上げです。
ここは、早さよりも丁寧さが物をいう部分ですので、きっちり丁寧に取付しました。
続いてはモンスター製のオイルクーラーの取付です。
説明書を読みつつ、バンパー裏のカバーをカット。
これで空気の抜けは良くなりましたので、付属のシュラウドと共にオイルクーラーコアを装着。
シュラウドがあることで、導風はバッチリです。
サーモスタット付のオイルブロックや配管を取付すると、あっという間に作業完了です。
親切設計のモンスターさんの商品は、説明書どおり取付けるとすべて部品がそろっているので楽チンです。
文章にするとあっという間ですが、要所要所で配管の取り回しやブロックの向きなどは、車両を確認をしながらトラブルフリーを狙って装着しましたよ♪
続いては、水温センサー取付ついでにラジエターホースの交換です。
サムコ製の赤色をチョイスしました。
水温センサーと言えばホースカットで装着が一般的ですが、今回はR'sさんの水温センサーアダプターを利用してスマート取付です。
サーモスタットケース側は液体パッキンにてシール指定でしたので、待ち時間は別作業を進めていきますよ。
今回の作業に伴って、水温・油温・油圧の追加メーターを取付しますので配線作業です。
エンジンルームも室内も、見た目も大切ですが今後の作業性も考慮する必要がありますので、いろいろ検討しつつ出来る限りスマートに配線を実施しました。
そうこうしていると、液体パッキンもすっかり乾きましたのでいよいよクーラントを投入!
エア抜きと並行して、水漏れ・オイル漏れのチェックです。
勿論一発OKで一安心しつつ、入念にエア抜きを実施しました。
いよいよ作業もクライマックスに近づいてきました。
3つの追加メーターは、モンスター製メーターフードを利用してスマートに取付。
最近はこんな便利な部品が市販されていて本当に助かります。
デフィ製メーターのコントロールユニットもメーターフード内に装着することで、まるで純正のような仕上がりとなりました。
ここでいったん納車をしまして、数日後最終仕上げにアライメント調整です。
細かいデータの見どころはたくさんありますが、フロントセットバック0度0分・リアセットバック0度1分の値は、リジカラの効果を証明する事になりましたね。
スラスト角も極めて小さくなりましたので、直進性が向上しより楽しい乗り味へと進化しました。
長期預かりによる一気作業はなかなかハードでしたが、仕上がり具合にはオーナー様も満足のご様子で何よりでした。
(一部外注作業含)
スポーツ走行向けのカスタマイズではありますがパーツチョイスの妙もあり、ストリートでの不快感はほとんどない仕上がりですよ♪
まだまだ進化のプランは尽きませんが、ボチボチ仕上げていきましょう♪
今回もスタイルコクピットZOOMをご利用いただきましてありがとうございました。