2016年6月28日
チーフの宮本です。
しばらくおさぼりしていたので久々の登場です。
おさぼり分を取り返すために、今回はちょっと張り切って長文で作業をまとめみますよ。
本日の作業紹介は、最近のZOOMの流行にのっとって機能系パーツの取付です。
車両は出番が多めのF56ミニJCWです。
まずはパワーアップを目指して、ケレナーズチューニングモジュール(サブコン)の取付です。
カプラーオンのサブコンですから、サクサク取り付け完了と思いきや・・・。
4か所接続するうちの1か所のカプラー形状が異なります。
メーカーに問い合わせたところ頑張って取り付けて下さいとの事でしたので、少し細工をして取り付けを実施しました。
この辺りの小変更は輸入車ならではですので、車両ごとの確認が大切ですね。
取り付けが完了すると、ちょっと残念なほどエンジンルームに変化がありません(涙)
綺麗に取り回したなぁと自己満足をしながら、ちょっと見た目に関しては物足りない仕上がりになりました。
ところが・・・。
カタログに231HP/320Nm -->279HP/366Nmまでのパワーアップを謳うチューニングモジュール。
車をひとたび走らせると、元々パワフルなJCWの走りが更に過激に変化しましたよ!
お客様からすぐに
『めっちゃ速くなった♪』
との感想を頂いた訳ですが、それと同時に
『もっと速くしたい。そしてカッコよくしたい!』
と言う事で、追加作業決定です。
追加作業は、グループMスーパークリーナー(エアクリーナー)の取付です。
まずは純正エアクリーナーの取り外しです。
遮熱板とステーを仮付し、カーボン製ダクト付エアフィルターと仮合わせをしながら配置を微調整してあっという間に完成です。
エアフロやホースバンドは、取り付けの向きによってはボンネットと干渉する恐れがあるので要注意です。
最後に純正のエアダクトを元に戻すと、ずいぶんとスポーティーなエンジンルームに仕上がりました。
早速チェックのため、エンジン始動。
こ、これは?!
本当に音をお伝えできないことが悔しい!
ここ最近の取付の中でも、群を抜いてレーシー&スポーティーなサウンドです。
これぞチューニングカー!
オシャレな外観からは想像できないほどの、レーシーな吸気音が響き渡ります!
マフラーがノーマルのため、より吸気サウンドが際立ち、個人的には本当にツボな仕上がりとなりました。
ついでに、エンジンルームもかっこよくなったので何よりですね。
更に更に、走り出してみるとチューニングモジュール単体時よりも更に軽快な走りになったのと感想を頂きましたので、とーってもやりがいのある仕事になりました。
次なる進化プランもあるようですが、ボチボチと進めていきましょう♪
今回もスタイルコクピットZOOMをご利用いただきましてありがとうございました。