2013年2月9日
BLITZ DAMPER ZZ-R
◆全長調整式
スプリングのプリロード調整と車高調整を独立して行なうことができる全長調整式を採用。
スプリング自体を圧縮したり、伸ばしたりして車高を調整する「ネジ式」とは異なり、
左図のように、車高調整の際にスプリングの長さは変化しないため、
十分なストローク量の確保が可能です。
全長調整式ならではのミリ単位の車高調整は、あらゆるシーンに対応できます。
車種別に設定されたスプリングレートと合わせ、突き上げ感のない快適な乗り心地を実現。
減衰力調整やキャンバー調整(一部車種)と合わせることで、
トータルで幅広い足回りのセッティングを可能にします。
◆単筒式構造
単筒式(モノチューブ)構造を全ラインナップに採用。
単筒式ならではの大径φ44の低フリクションピストンにより、初期の減衰の立ち遅れを抑制し、
微低速域からでも十分に減衰力を発揮することで、
しなやかな乗り心地と確かな追従性を実現します。
○BLITZが採用する「単筒式」のメリット…
・シンプルな構造のため剛性が高く、放熱性の面からもオイル劣化が少なく、耐久性が高い。
・オイル容量が多く熱容量に余裕があるため、減衰力を安定して発生させやすい。
・ピストンを大径化できるため、繊細な減衰力調整に対応する。
・オイル室とガス室がセパレートしているため、取付角度の自由度が高い。
◆減衰力32段 伸/縮同時調整機能
前後共に32段の減衰力調整機能を採用。
特殊ニードルバルブの採用で、しっかりとした減衰力調整を可能にしました。
ストリートからサーキットまでに対応する、32段調整という幅広いセッティングを実現し
走行性能と乗り心地を高次元でバランスさせます。
フロントやリアのアッパーマウント取り付け部が、スピーカーボードやパネルの下側となり、
調整が困難な車種には専用延長ケーブルを付属しています。