2020年1月10日
近年、初心者・高齢ドライバーのアクセルとブレーキペダルの踏み間違いによる
急発進の事故等が多発しております。
ブレーキペダルを強く踏み込んでいるつもりがずっとアクセルを踏み込んでしまっていて
事故に繋がってしまったという例もあったかと思われます。
そこで、当店で取り扱いを始めたのが、
株式会社データシステム様の『アクセル見守り隊』です。
このアクセル見守り隊の機能、特徴をポイント別に紹介します。
ポイント① ペダル踏み間違いによる急発進防止機能
アクセル見守り隊本体と写真の青色の箱の車種別に設定された
アクセルハーネスを取り付けることにより、
停止・徐行時(0km/h〜10km/h)にアクセルを急激に踏み込んでしまっても急加速せず、
クリープ状態をキープする機能があります。
この機能は、徐行以上の走行時は制御されないため、通常の運転に支障はありません。
また、後退の徐行時にも対応しています。
そして、制御を開始するアクセルの踏み込み具合の感度は5段階に調節できるので、
ドライバーの運転状態に応じた調整が可能です。
ポイント② ペダル同時踏み込み防止機能
アクセルからブレーキペダルを踏む際、かかとを床につけたまま、
つま先だけブレーキペダルへずらし、アクセルとブレーキペダルを踏み分ける癖がある方、
もしくは高齢になり、踏み分けのスピードや精度も落ちてしまう方もいらっしゃいます。
そうして、停止時にアクセルも一緒に踏み込んでしまい、車を停止させることができず、
事故を起こしてしまったという例もあるかと思われます。
そこで、①の部品に写真の赤色の箱の車種別に設定されたブレーキハーネスを
プラスして取り付けることにより、アクセルとブレーキペダルを同時に踏み込んでしまっても
アクセル信号を制御し、ブレーキ動作を優先させる機能があります。
また、その際に、ブレーキペダルだけを離してしまっても、
アクセル信号を制御し、急発進を防止します。
※ペダルを両足操作する癖のある方にはデメリットとなる機能です。
ポイント③ 制御オフ機能
坂道、砂利道発進時等、どうしてもアクセルの急踏み込みが必要な場合があります。
その際、制御が発生してしまったら、かえって危険な目にあってしまいます。
そこで本体と接続されているスイッチを操作することで、制御を一時的にオフにすることができます。
また、ウインカーを点滅させている間は制御をオフにするよう設定することもできます。
そして、一時的にオフにした後、一度のアクセルリリースで自動的に再び制御がオンになりま
すので、オフのなりっぱなしを防止できます。
※ハザード点灯時はオフになりません。
ポイント④ 動作履歴確認機能
アクセル見守り隊には、制御が発生すると本体のアラーム、スイッチのLEDで
お知らせする機能が付いています。
本製品の取り付けのきっかけが、初心者ドライバーのお子様のため、
高齢ドライバーのご両親、祖父母のためという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、アクセル見守り隊には、
『急踏み込み回数』と『ペダル同時踏み込み回数』をメモリーする機能があります。
また、スイッチを操作することにより、アラームの鳴った・LEDの点滅回数により確認するこ
とができ、確認後にメモリーをリセットすることもできます。
これにより、日ごと、週ごと、月ごと、ドライバーごと等、そのお車のドライバーの方が、
どのような運転をしたかを知ることができるので、家族間等で安全意識を高めることにもつながります。
いかがでしたでしょうか。本製品は一部を除き多くの車種に対応しておりますので、
ご興味のある方、さらに詳しく本製品に付いて知りたい方、ご自身のお車に対応するか知りたい方等、いつでもお気軽に当店へお問い合わせ下さい。
いつもコクピット前橋をご利用いただきありがとうございます。