2018年8月1日
はい、パート2です!
前回は、オイルクーラーコアの仮付けと、センサーやオイルホースを接続するブロックを取り付けたとこでした。
今回はオイルクーラー接続とメーター取付の様子です。
黒い光沢のあるカバーに覆われたオイルクーラーへのホースが、ブロックに接続してありますね。ホースに近い方のセンサーがエンジンオイルの温度を測る『油温計』、その奥に接続されているのがエンジンの血圧を測る『油圧計』です。
あとはオイルホースをクーラーコアに接続し、エレメントを取り付けエンジンオイルを注入して、エンジンを数回クランキングして、エンジンをかけます。
クランキングとは、エンジンを一瞬かけて止めてを繰り返すことで、こうすることでオイルポンプが作動し、すっかり抜け切ったオイルライン(エンジン内に張り巡らされたオイル通路、血管みたいな感じ)にオイルを送り込み、エンジンをかけた際すぐ潤滑ができるようにすることです。
エンジンをかけたらしばらく各部からのオイル漏れをチェックします。ホースとブロックの接続部とかセンサー取付部、ホースとコアの接続部などをチェックします。
続いて、メーターの取り付けです。
S660のコクピットは非常にレーシーで凝縮された作りになっています。
とあるスタッフの、とある愛車みたいにセンターの小物入れを外して3連メーターフードを取り付けて…とはいきませんです、はい。
ですので、メーターフードに向かって右側と右のピラーにメーターを装着しました。ここへの装着もお客様と位置決めをし『運転中にも目に留まる位置と並び』になっております。
このメーターは、カーメーカー純正メーターを製作している『日本精機』が販売しているメーターで、『Defi(デフィ)』というブランド名です。
この商品は、Defi-Link Meter ADVANCE BF(アドバンスビーエフ)はDefi-Link ADVANCE Control Unitに接続して使用するリンクメーターです。複数のメーターを一つのコントロールユニットで制御するモデルです。
「BF」はブラックフェースの頭文字を取ったもので、イグニッションOFF時は真っ暗で文字板が見えないタイプのメーターに冠した名称です。BFタイプのメーターはイグニッションONと同時に照明が点灯し、昼間でも文字や目盛りが照明によって表現されます。
バックライトは、「ホワイト」、「ブルー」、「アンバー」の3色です。 ただし、3色切り替えができるわけではなく、それぞれのカラー設定のメーターになります。