2022年3月21日
トヨタ/AWS210 クラウンハイブリッドロイヤル
通勤や休日のお出掛けで車を使用されているオーナー様。
走行中の揺れの収まりが悪くなり、
高速走行時は特に収まりの悪さによる不安定感が高くなり
不快と不満が日に日に増し、
その改善策をネットで色々検索してみると・・・
当店の「足回りリフレッシュ」の記事に辿り着き、
18系クラウン、20系アルファード・ヴェルファイア、50系エスティマ
などなど沢山の車両の足回り交換事例をご覧になり、
「この店だったらサスペンションに詳しそうだな~」と
わざわざ都内よりご来店頂きました☆
210系クラウンの足回りリフレッシュの為にご用意したのは、
TEIN EnduraPro PLUS(テイン エンデュラプロプラス)
でございます☆
当店ではKYB製のショックアブソーバーでリフレッシュを行う事が多いのですが、
オーナー様は「乗り心地はそのままで、しっとりと乗りたい!」との事から
KYBよりも柔らかめの味付けにセッティングされていて
減衰力16段調整を採用し、オーナー様のお好みで純正よりも柔らかめorしっかり感強めと
乗り心地の調整が出来るTEIN製をチョイスいたしました☆
今回の足回りリフレッシュにあたり
純正のアッパーマウントなどのサポート部品一式も
すべて新品に交換します!!!
この部品達は再使用すると、ゴトゴトなどの異音発生の原因になる場合があります。。。
クラウンなどのトヨタ系セダンはリアのアッパーマウントがトランク内にある為
ご覧の様に内装はすべて外します。。。
こちらが純正リアサスペンションです。
マルチリンク式サスペンションは路面の追従性が高いのですが
ショックアブソーバーがヘタってしまえば
優れた性能も十分に発揮できなくなってしまいます。。。
あまりヘタらないスプリングはそのまま再使用しますので
純正サスペンションをバラしてスプリングを取り外し、
TEIN製ショックアブソーバーに組み付けします!!
外した逆の手順で車両にサスペンションを取り付け
リアサスペンションの交換終了です☆
続いてはフロントサスペンションです!
フロントはダブルウィッシュボーン式サスペンションです。
トヨタ系セダンの代表的なサスペンション形状ですね♪
フロントもリア同様にスプリングは再使用します。
フロントもリアもですが、
アッパーマウントの位置がずれた状態だとアーム・ストラットの穴位置が合わず
しっかりと取り付けが出来ません。。。
なので毎回ドンピシャの位置で組み込みを行わなくてはなりません!!!
今回は1発ドンピシャでした~♪
フロントサスペンションの取り付け完成です☆
足回り組み付け後に試乗チェックをし
4輪アライメント調整
でございます☆
210系クラウンは、フロント・リアのトーイン調整のみとなります。
ただこのトーインは直進性やコーナリング性能などに大きく関与する部分なので
調整しては再測定、調整しては再測定を繰り返してバシッと仕上げます!!!
こうして足回りリフレッシュが完了した
AWS210/クラウンハイブリッドロイヤル
TEINならではのフレキシブルでソフトな乗り心地になり
ショックアブソーバーが仕事をきちんとしてくれることで
走行安定性も高くなりました~☆
後日、足回り組み付け後の無料点検でご感想を伺うと、
「乗り心地に不満無くバッチリです♪」
とご満足頂けました☆
今回取り付けた
TEIN EnduraPro PLUS
は減衰力16段調整機能付きの純正形状ダンパーです。
減衰力を調整する際はエンジンルームやトランクで調整ができますが、
便利アイテムの「EDFC ACTIVE」もしくは「EDFC ACTIVE PRO」を取り付ければ
運転中に車内で減衰力の変更が出来るようにすることも可能です☆
足回りリフレッシュやローダウンなどは
コクピット麻生にお気軽にご相談下さい☆