2020年7月27日
ホンダ フリード GB系
以前より当店をご利用頂いているオーナー様の車両です。
「店長、どうも!」
!!??車替えたんですか???
「会社の営業車だけどね! 買い替えたんだ」
流石のHV(ハイブリット)でした。
バッキバキの新車じゃないですか・・・・。
今日はどうされたんですか?
「新しくなったのは良いんだけど、ブレーキの甘さが怖くてさぁ~」
なるほど。
って
営業車ですよね??
手加えて良いんですか????
「会社には言ってある! こんなんじゃ怖くて営業できないから替えるよ!って☆」
まかり通るんですか 汗
「断るなら営業しないって言って来た! 笑」
あらぁ~。汗笑
「新車なんだし、ディーラーに相談すれば?って言われたけど、ここ来た方が早いからさ☆」
お、押忍!!!
「いつもみたいに頼むね!」
入庫した車両は、紛れも無い新車。。。
走行距離 364km
でございます!!!
オーナー様からは、ご自身の車両のメンテナンスを当店で色々承っており
油類は全て ASH(アッシュ)で統一。
当然お勧めさせて頂いたのですが
オーナー様も自ら違いを感じて頂け、継続的に投入しています。
クルマは至ってノーマルですが、メンテナンスだけは普通じゃございません☆
正しく
メンテナンスの重要性
を体現頂いている様なオーナー様でございます!
ともあれ問題点は
制動力の甘さ
です。
昨今のハイテク装備内の
*衝突軽減ブレーキ *回生ブレーキシステム
要は電子制御が働いているブレーキシステムの事ですが…
お気付きの方も多いかと存じますが、昔のシンプルな油圧システムと比べて
変な効き方をする場合がありますよね。
当然
止まらない!!!!!
訳では有りませんが、踏んだ感じの踏力フィーリングが宜しくない。
それに伴う制動が働かない感じ??
オーナー様も似たような感覚を持たれて、今回ご相談頂きました☆
そこでフィール改善のために私がチョイスし用意したのが
ブレーキパッド交換
エンドレス SSS
フリードの前後システムは、F=ディスク、R=ドラムですので
ブレーキパッド換はフロントのみでございます♪
黒=純正 青=エンドレス
364kmから外しているので当然摩耗はしていません。
捨てるものと付けるものの違いは、摩擦発生面の使用摩材のみ♪
装着前に面取りし、グリスアップを施し、車両へと装着です。
続いてお勧めさせていただいたのが
ブレーキフルード交換
ASH TYPE-S
を使用致します!
こちらも当然、364kmの車両のフルードですので
捨てる必要性はございませんが、お客さまにご確認の上、純正は廃棄いたします。
こちらが500km未満のブレーキフルード。。。
ホンダ純正品は、随分と色が濃いんですねぇ~
2人がかりで
フルード交換 & エア抜き
作業を行って参ります!
1Lを丸々使い切ったところで完了!
リザーバーを覗いてみると!!??
あれっ、入ってる??????汗笑
目を疑う程、内容物が綺麗に透き通りました☆
こうして作業は完了致しました!
新車 364kmの車両に対する制動強化策が。
ブレーキパッドを交換する事で、摩擦係数が向上!
ブレーキを掛けた時の制動力に大きく変化が訪れます♪
ブレーキフルードを交換する事で、油圧伝達率が向上!
踏んだ時のペダルのダイレクト感が増し、踏み感がGOODに♪
後日、オーナー様にも確認したところ…
「全然良いよ!これなら安心して営業に出れる☆最低でもこれ位欲しいよね!」
との事☆笑
決して、乗りづらくなる様な仕様ではございません!
軽自動車~ミニバンまで幅広く施工可能な内容かと思います。
気持ちよく走る事はもちろん
しっかり止まる事も大事です!