2019年4月10日
FIAT/500
リニューアル改装中のコクピット21世田谷からのご紹介にて
都内から当店に来店されたオーナー様!!
オーナー様は今主流の「クロスカントリー」仕様に仕上げる為にアルミ装着済。
残すところは・・・ローダウンです☆
今回ご用意したのは・・・
H&R製 ローダウンスプリング
でございます☆
レース界でも有名なH&R製のスプリングは
長期間の使用でもヘタリなどの経年劣化の少ないスプリング♪
さらにこのスプリングのすごい所は、
スプリングの縮みで発生してしまう線間密着の異音をなくす為に
スプリング自体にラバーコーティングを施しているんです!!
ほとんどのスプリングメーカーは
線間密着の異音対策の為にラバーシートをスプリングに巻き付けますが
経年劣化によってラバーシートは剥がれてしまう事も。。。
ですが!
H&R製ならその心配も無用です!!
まずはノーマル車高から!
国産車と違いもともとローフォルムなデザインのFIAT
オーナー様が求めている
昔のビートルのようなローフォルムにしていきます!!
さっそく作業に取り掛かります!!
フロントアッパーマウントを外す為に
トップカウルをバラしていきます!
アッパーマウントは1点止めのタイプ。
走行距離によってはこのアッパーマウントも新品にしますが
この車両は昨年に納車され走行距離も3000kmで
マウントのヘタリもないのでそのまま再使用します!
ストラットタイプのサスペンション!
少々苦戦するかな~と思っていましたが
案外国産車のようなイメージで外せました!!
純正スプリングからローダウンスプリングへ
組み込んでいきます!!
さすがレース界で活躍しているH&R!
スプリングの巻き方にも乗り心地や走行性能を考えた
巻き方をしています☆
外した手順とは逆の順番で車体に取り付けて
フロントサスペンションの交換は終了です☆
アッパーマウントのトップナットは負荷が大きくかかるので
スレッドコンパウンドをボルト部に吹きかけて
ネジ山の保護やしっかりと締め付けられるようにしました!!
続いてリアに取り掛かります!!
リアはトーションビーム式のサスペンション構造。
ショックを外してしまえば、すんなりとスプリングは外せます!!
リアのスプリングもノーマルショックとの
ストローク量やバランスを考えてのスプリングの巻き方ですね!
リアのサスペンション取り付けも終了です☆
組み付け前にちょっと気になっていた
リアのバンプラバー。。。
リフトダウンして確認してみると・・・
リアのアームにほぼほぼタッチしそうでした。。。
H&Rの取説には一切の記載がないので
ショックのストローク量を考えて
バンプラバーは2.5cmカットしました!
これでリアのショックストロークの確保ができます☆
組み付け後の試乗チェックも終え
サスペンション交換の最終仕上げの4輪アライメント調整を行います!!
完成したFIAT/500です!!
ノーマル車高より25mmダウンです♪
イイ感じのローフォルムになりましたね~☆
コンパクトなボディーにはこの位の車高がベストマッチです!!
コンパクトでスタイリッシュな
クロスカントリー仕様のFIAT/500の完成です☆
ローダウンすることで若干乗り心地自体は硬くなりますが
装着しているREGNO GR-XIがその硬さをしなやかにしてくれるので
街乗りから高速走行までゴツゴツ感もなく
良いバランスで乗り心地が確保できています☆
オーナー様も完成した愛車の姿を見て
「いい感じに下がりましたね~♪」
と大満足で都内のご自宅まで帰られました~☆