2016年8月30日
以前より当店をご利用頂いているオーナー様の車輌。
ダイハツ/ブーン
4WD/MT/ターボ
のレア車です☆
「THE雪国走る!」マシーンなので…
色々と「錆が…。。。汗」
そんな中、いよいよ駄目そうなブレーキへ着手!
ご用意したのは・・・
DIXCEL SDローターにエンドレス MX-72パッド♪
車で判断できますが・・・スポーツ志向が強いオーナー様ですので!!
特にSDローター(スリット入りローター)ですが・・・
このローターに入っているスリット!
一体なんの為かご存知ですか!?
正解は、パッド表面をクリーンに保つ事が目的とされています!
勿論、放熱性等もありますが…
パッド表面を常に掃除し、クリーンな状態を保つ事で制動力の低下を抑制。
実はパッド表面は意外と汚れやすいのです!
汚れたままの表面でローターと触れても、汚れのおかげで摩擦係数が下がり・・・
しいては制動力の低下に繋がります!!!
頻繁に乗られない方には、おススメの商品です。
ドレスアップやサーキット走行でも必需品ではありますが・・・
普段使いの中でも、役に立つ優れものです☆
事実、通常の平らなローターからスリット入りに変更するだけで
ブレーキの利きは向上します!!!
学ぶべきは、N1車輌(レーシングカー)と言う事です♪
作業時に、キャリパーブラケットのボルト2本がガッビガビ!!!
こういった部品は、皆磨き綺麗にしてから戻します。
また、ブレーキパッドですが・・・
新品の残溝を10とするならば、、、、
半分の5を切った段階で交換検討に入る事を推奨します。
パッドの裏面(キャリパー側)は鉄板。
薄くなればなるほど、熱伝達が向上しパッド自体の発熱性も上がります。
すなわち、減れば減るほど摩耗スピードが速くなると言う事!!!
10のうち5までが3年だとしたら、残りの5は3年持ちません!
ここを見誤ると、ローターまで傷つけてしまい、無駄な出費が嵩みます。
制動に大きく関与するブレーキシステムですので…
早め早めが良いかと思われます!