2021年8月13日
BMW Z3
恒例の車検にて入庫した1台!
ほぼ2年に1度、車検の度にご来店頂くオーナー様です。
なぜなら~
乗らないから♪♪♪笑
初年度登録年月日は
平成10年4月
今年は平成33年!
!?
な、
なんと、
車齢23年♪ 驚
しかも1オーナー車両!!
で距離が
64249km!!!!!!!
前回の車検時から +3000km でした☆
笑!
それでもメンテナンスは欠かさずに実施!
① エンジンオイル交換
毎度ご利用頂いてます
ASH FSE 5W-40 アッシュ
にて交換。
オイルはエンジン内部にて空気に触れて劣化します!
走らずとも交換は必須です!!
たまにしか走らない車両こそ、オイルの銘柄のチョイスが重要です!!!
理由は
オイル下がり=ドライスタート
にあります。
エンジンは基本縦型。オイルは一番下に沈殿しており、始動と共に上へ吸い上げられ、
下へ降りてくる途中でエンジン保護をしております。
つまり止まっている間は重力に伴い下へ落ち続けると言う事!
サラダ用ドレッシングも同じ☆
しばらく使って無い状態で、久々に使おうとすると分離してますよね??
気にせずサラダにかければ、新鮮野菜が油びたしに・・・・・最悪です。。。。
でも、ドレッシングは振れば良いだけですが、
車のオイルはそうはいきません!!
エンジンかける前に振って、オイルを行き渡らせる事なんか出来ません!!
だ~か~ら~オイルには
油膜形成力
と呼ばれる性能表記が有るのです☆
この性能に優れているオイル程、ドライスタートを防いでくれるのです!
そこをご理解頂き、乗らずとも ASH FSE 赤缶 をチョイスさせて頂いている次第です♪
車両はタイヤ前後同サイズですので、摩耗具合で判断し、
② ローテーション 前後入替
を実施! 車のタイヤ4輪(特に前後)は減り方が違います。
定期的に前後を入れ替える作業=ローテーション を行う事で交換サイクルを伸ばす事が可能です!
また、タイヤを外した際にホイール取付面であるハブの錆が目立っていたので、
③ ハブ防錆施工
も実施☆
取付面の軸となるハブ周辺の錆を落とした後に、防錆剤を塗布!!!
錆びにくくする事が可能となります。
同時にホイール側も掃除します!
ホイールはアルミ素材ですので、錆びませんが…
ハブ側の錆がくっ付いている事が画像の様に有りますので、
ホイール側のハブ凹も磨いておきます!
こうする事で、ホイールを車体へ取り付ける際の芯が出しやすくなるのです!
その後、車を持ち上げて
④ 下回り防錆施工
も実施!
車両の保管状況は屋根下。
なので綺麗な方なのですが、お分かりの通り 「お宝マシン」 で 「保存会」 ですので、
錆びさせる訳にはいきません!
既に純正パーツの廃盤品も続出している車両ですからね!
こんな事でも、車両の管理になるのです。
ビバッ!!!!メンテナンス!!!!
笑
仕上げは
⑤ 4輪アライメント 調整
いつもの如くサイドスリップテストから帰ってきたら必須作業!!
どこか腑に落ちないかも知れませんが、
技術の日進月歩は素晴らしい物がございます。
こうして今回の車検整備は完了♪
ここで一句
乗らずとも
乗る時を考慮し
メンテナンス。
座布団1枚!!!!!!!!!!!!
笑