2020年11月20日
スズキ スイフトスポーツ ZC31S
当店を長きにわたりご利用頂いているオーナー様の職場の方をご紹介頂きました!
「免許取得! 初マイカー!」
「何をどうすれば良いでしょうか??」
初々しい相談内容です♪
車輛は ZC31S スイスポ
中古車ですので、何より体調チェック!!!
距離は浅い車両で、納車時にチョコチョコ整備をしてくれているとの事でしたが…
これから自身の命を預けるわけですから
コンディションはしっかり把握しなければなりません。
そこでしっかりと点検し、
メンテナンスいたします。
① エンジンオイル交換
まずはここからですよね!
抜いたオイル自体に汚れは少なかったので、
確かに交換はしてくれたようです。
ですが、油種はなんでしょうか??
粘度は?? グレードは??
???ばかりですよね。
ピンからキリまで世に存在する4輪エンジン用オイル!
クルマに合わせてどんなオイルを使っているのか
わかっていることも大切です。
オイルを抜き
WAKO'S のフラッシングオイルにて 内部洗浄 フラッシング を20分程施工し
再度抜取。
汚れ具合に差が無いのは、スラッジ/カーボン等々付着がさほど無い証拠です!!
内部の程度は良さそうですね☆
抜き終えた後、オイルエレメントを交換し
綺麗になったエンジンへ、新しいオイルを注入!
ASH FS 5w-30
をチョイス致しました☆
http://www.jcd-products.com/index.html
車輛はMT車(マニュアルトランスミッション)でしたので
続いて
② ミッションオイル交換
を実施。
浅い距離と書きましたが
オドメーターは30000キロ程。
ディーラーお任せ車両だったとしても、ミッションオイルの交換はこの距離では行いません。
案の定、汚れは酷い状態。
さらに新車から1回も交換されてないと言う事になりますので
外したドレンには鉄粉がビッシリと・・・・・。
新車は 「当たり出し」 がされています。
その最中に最も鉄粉が出ます!
その鉄粉が、新たな鉄粉を生みます!
よって 「当たり出し」 の最中こそメンテナンスが必要です♪
そこまで車に気を使う事は、変態の領域でしょうか???
物を大事に思うが故の行動ではないでしょうかね。
事は事実ですから。
やり過ぎ
はありません!!!
やった分だけ答えが出ます♪
ミッションには…
ASH PSE 75W-90
を使用しました。
http://www.jcd-products.com/index.html
そして
③ クーラント交換
冷却水ですね!
エンジンを冷却すべく内部を走り回っている冷却水。
適量が入っていることは大事ですが、
冷却水もしっかり劣化します。。。。
劣化したクーラントは何より冷却能力の低下を招きます!!
その役目の重要性は想像以上です!
常に好条件下での管理が必要です♪
クーラント交換時には、リザーバータンクも外せるものは外し綺麗にしてから戻します。
クーラント液を補充し
エア抜きし
残量確認をして完了です!
クーラントは
WAKO'S ヒートブロックプラス
を使用!!
純正+αの性能を持つクーラントです♪
https://www.wako-chemical.co.jp/products/catalog.html
そして最後に
④ 4輪アライメント調整
を施工。
点検の結果、タイヤ/足回り等に損傷は無く、問題無さそうでしたので
アライメント測定を行い、現状把握を実施!
事故車認定で無くとも歪みは出ます。
また…
その歪みは、
自然物
と
外的要因
と分かれます。
共に放置していては、車の持って生まれた運動性能を発揮できず
発揮できないと言う事は・・・・・安全性や快適性にも影響が出ることも。
体の筋が痛い時…
放置してて良い事は無いですよね??
ひどい場合は病院/整体 マッサージ ですよね??
車は自ら動けませんので、オーナー様が見てあげて下さいね☆