2020年2月12日
今現在販売している新車の中で、ほぼ皆無になってきたマニュアル車。。。
当店でも入庫する車両の約7割はAT車ですが
今回入庫したのは・・・
日産/E12 ノートNISMO S
希少なマニュアル車でございます♪
E12ノートは当店でも足回りからオーディオなど数々こなしてきました!
せっかくのマニュアル車を楽しく走らせる為に「まず足回りを!」との事で、
WEBでE12の足回り交換の実績がある店舗を検索され、
その中で足回りからオーディオなど数々こなしてきた当店をお選び頂き、
わざわざ相模原市よりご来店頂きました☆
オーナー様にどんな感じに仕上げたいのかをいろいろとお伺いし、
今回決まった足回りは・・・
TEIN ストリートアドバンスZ
でございます☆
ネジ式の減衰力16段調整の車高調です!
乗り心地がソフトなので、街乗りがメインな方にはおススメの車高調です☆
減衰力をMAXにすればワインディングもイケちゃいます♪
エアロのおかげで車高は低く見えますが
タイヤハウスの隙間が気になりますよね~。。。
ただ・・・
車検の基準のバックフォグの高さ制限があるので、あまり車高が落とせないのが残念。。。
さっそく作業に取り掛かります!!
お車は納車して間もないほぼ新車!!!
傷を1つたりともつけてはいけませんので、しっかりと養生します!!!
リアはトーションビーム式のサスペンションなので
あっという間にバラしちゃいました☆
TEIN製のショックの方がゴツくなって
イイ感じに踏ん張る足になりそうです♪
ここが大変だった所。。。汗
車高調整用のアジャスターに緩衝材の両面テープを張っていくのですが、
なんせこの両面テープが「張り付かない」「保護フィルムが剥がしづらい」で
こんなところでかなりの時間を費やしてしまいました。。。泣
どんなに高性能な車高調を入れても
この作業をやってあげないと性能を発揮しきれない・・・
1Gブッシュの締め直し
ローダウンによってサスペンションアームのブッシュは
車高のダウン量に比例してネジれていき、
ブッシュ本来の可動域が少なくなりツッパったような乗り心地になります。。
そこで、トーションビームの付け根のブッシュを1Gにて締め直しし、
ブッシュのネジれを開放してあげます☆
アジャスターの両面テープを貼る・剥がすで時間は掛かりましたが
取り付け自体はサクサクっと完了です☆
続いてフロントに取り掛かります!!
今回装着するストリートアドバンスZはアッパーマウント再使用のモデル。
本来はサスペンション関係の部品は再使用するのは推奨してはいないですが
ほぼ新車なので今回はそのまま使用します!!
アッパーマウントは再使用しますが
スラストベアリングだけは新品に交換します!!
このスラストベアリングを再使用すると、
ステアリングを切った際や、戻した際にゴキゴキなどの異音が発生する可能性があり、
当店では新車でも必ず用意する部品です!!
フロントもリア同様に
1Gにて締め直しを行い、各ボルト類もきっちり締め付けます!!
このアッパーマウントのロックナットは、
雨水などが溜まりやすく、ボルト・ナットは錆の餌食に。。。
なので、錆防止の為にスレッドコンパウンドを塗布しました!
フロントの車高調取り付けも完了です☆
試乗を行い、異音のチェックや車高のバラつきが無いかチェックし、
足回りの最終仕上げとなる・・・
4輪アライメント調整
を行います!!
完成したのがコチラ!!
車高はメーカー推奨値の前後20mmダウンです!
この車高ならキツメの段差でも乗り方を覚えれば
バンパーも擦らないでイケちゃいます☆
タイヤハウスの隙間もイイ感じに埋まり
ようやくスポーツコンパクトカーらしくなりました☆
スタイリッシュに決まった
E12/ノートNISMO S
スーパーアライメントまで施工したおかげで、
街乗りでもゴツゴツしない乗り心地になり、
減衰力はやや硬めに設定し、高速走行時やコーナリング時でも
踏ん張ってくれるようにセットアップしました☆
お車のカスタムのことなら
カスタマイズが得意な当店へお気軽にご相談下さい♪