2018年12月5日
昔から定番であった
吸気系の洗浄メンテナンス
15年くらい前から製造された車両は
燃費を向上させるためにエコモードや直噴エンジンなど
どんどん進化し続けてきていますが、
そのためにデメリットも発生してきているんです。。。
そのデメリットとは・・・
スロットルボディーの汚れ。
燃焼室の汚れ
が主なデメリットです。
吸気系の洗浄メンテナンスをしてあげないと
アイドリングの不調。燃費の悪化。エンジンパワーダウン。
などトラブルが発生してしまいます!
本日アイドリングの不調にて入庫した
日産/E51エルグランド
大事にキレイに乗ってらっしゃいますが、走行は82000km
人間で言ったら疲れも溜まってくるお年頃ですね~。
そこで、まずはコレ!!
WAKO'S TV-C スロットルバルブクリーナー
アクセルの踏み具合で開いたり閉じたりするスロットルバルブ。
昨今の車は排ガスを再循環させたり、直噴エンジンでは、吸気系統と
燃焼室が近いため、スロットルバタフライや、サージタンクが
とても汚れ易いんです。
エンジンをかけたままでエアクリーナー直後から専用の注入ホースで
スロットルバルブに直接吹き付けます。
一気に大量に吹き過ぎると失火してしまうため、2~3千回転を維持しながら
吹き付けていくと~・・・
アクセルの開度は一定なのに、ちょっとずつ回転数が上がっていきます!
調子、良くなってきてます★
1本すべて注入したら、もう1~2千回転上げて、レーシングして終了です。
そして、立て続けざまに次の工程、車の点滴
WAKO'S RECS ラピッド・エンジン・クリーニング・システム
こちらはTV-Cよりも後ろ側の吸気系統からエンジン内部の燃焼室、
さらには排気バルブも洗浄し、パワーの回復・アイドリングの安定・
レスポンス改善などが望めます。
ちょうど画像中央↓のぶら下がったボトルに液剤が入っており、
負圧(エンジンに吸い込まれる圧力)がかかるホース接続します。
接続場所は車によって変わってきます。スロットルバルブよりエンジン側で
インテークマニホールドのなるべく上流で、かつ各気筒にまんべんなく
液剤が噴霧されるのが理想です。
場合によっては数回にわけて、複数個所から施工することもあります。
排気量に比例して液剤の量もかわります。車任せでゆっくり吸わせていくので
エンジンが大きい車ほど施工時間は掛かります。
さあ、点滴終了です!!
後は吸排気の経路に液剤が残っているので、TV-C同様4千回転ほどでレーシングします。
ご存じの方も多いかも知れませんが、RECS施工の見せ場がこの時で、
車によってはかなりの勢いで独特の渋い匂いの白煙がモクモク出てきます!!
効いてる感満載でコチラもテンションあがります♪
でも、かたや、アレ あんま煙出なくね?という場合もあります。。。
しかし、実はそれってアイドリングだけで効率よく液剤を燃焼してる証拠でして
吸排気効率が良いことの結果なんです!
いずれにしてもきちんと吸入されていれば、確実に汚れは落としてくれます。
実際、こちらのお車も白煙はそこまでは出ませんでしたが、
アイドリングの安定、アクセルレスポンスの向上は確認できました。
すべての車が施工可能ではありませんが、点滴してあげると、
気持ちよく走れること請け合いですよ~★