2017年2月22日
スズキ/エブリイ
夕方前頃に突如ご来店。。。
「洗車してたら、タイヤの空気入れ部分からシューッって鳴ってる!漏れてるみたい!」
との事。。。
「了解しました。空気圧点検兼ねて確認してみます。」
とPIT INしました。
車は、前型のエブリイDA64.
車体も綺麗で、新しい感じ!走行距離見たら…30000キロ未満!!
伺うと…
「最近、仕事用で購入。低走行の良い奴見つけた!」
との事でした♪
なるほど。。。
問題を抱えていそうな左リアタイヤ。
車から外してチェックです!
装着タイヤは、まだまだ溝も残っている5年前製造の純正タイヤ。
新しいとは言えませんが…古くもないです。
トレッド部も綺麗で、さほどのクラックも無く保存状態は良さそうな1台。
と思ったのもつかの間!!!
下記画像の通りに、犯人を見付けました☆
エアーバルブからのエアー漏れです。
エアバルブもゴムの塊。。。
タイヤ同様に劣化し硬化しヒビわれていきます。
その末路がこれ!!!
これ…実は「タイヤあるある」です☆
ゴムバルブを交換しないタイヤ交換作業。
その時はOKかも知れませんが・・・
新しく入れたタイヤが駄目になる時までは、そうそう持ちません!!
よって・・・
タイヤ交換と同時の交換が必要です。
無論…当店は、ブリヂストンタイヤの直営店!!直系です!!
タイヤ交換の時には必ず一緒に交換致します♪
新品のバルブに交換して作業は終了!!
出先じゃなくて良かったです。
バルブのせいで、タイヤをダメにする事…勿体無いですからね。
しかし…
気になるのは…
製造年月日2012年のタイヤが装着。
しかも純正=新車時のタイヤの筈。
青空駐車でも…4年でバルブがこんなになるまで劣化しない筈だが。。。。?????
リアの作業は終了。
一緒にフロント左右もチェック!
!!??
フロントも駄目だ。。。。
抜けてはいませんでしたが、硬化によりバルブが裂けてました!
オーナー様にお話しし、4本1台分全て交換する事となりました☆
ただし・・・
前輪に関しては・・・
「タイヤが新しい!?セリアルは16年度??」
オーナー様曰く
納車時に車検と同時に2本だけ交換してもらったとの事。
変えたばかりだから16年製。
うん。わかります。
でもこれは??
変えたばかりなのに、、、
バルブは裂けてます!!!
1年でバルブが劣化した!?
流石に無いですね。それは。。。。。
これが表題の案件!
タイヤ交換した時に、バルブを交換されていないって事!
面倒臭いのか…部品が無いのか…ケチなのか…知らないのか…
理由は定かでは有りませんが・・・交換していない事実はこ・こ・に。
買ったばかりのタイヤ。。。
知ってか知らずか・・・
バルブ未交換によりパンク発生。
引きずってしまったが故のタイヤ破損=再度交換。
納得できますか!? 出来ませんよねぇ~。
もちろんオーナー様は「知らないし聞いてないし許可もしてない」
との事。要は、当時の作業人が自己判断んで施工したって事です。
いくら安いタイヤだとしても…使えるようにするのが(直すのが)作業。
酷い事案なのですが…「あるある」です!!
車には命を乗せています。
その命を支えていいるメインはタイヤです。
そんな重要なタイヤ!
値段だけや、ついでと言うだけで選ばないでください。
自動車部品の中で、唯一地面に接している部品は「タイヤ」です!!
何よりも…どこよりも…
気にかけなくてはならない部分なんです☆
商品性能や値段も、当然選択するのだと思いますが・・・
取り付け作業も、ちゃんと選択してください!!
相手はお店の筈。。。聞けば答える義務も有るはず!!
高いタイヤも…
安いタイヤも…
人の手で取り付け作業を行います。
その…
手
を、ちゃんと見て選んでくださいネ!