2018年11月6日
本日ご紹介するのは、
先日、足回りの相談で初めてご来店いただいた、200系ハイエース(KDH201V)のお客様。
そんな相談内容を詳しく聞いてみると、
「ローダウン時に取り付けたバンプストッパーに、亀裂が入ったので交換したい!」
とのことでした。
そこで、
バンプストッパーの作動原理や求められる性能を詳しくご説明し、ご購入いただいたのは、
当店で200系ハイエースのローダウン時には必須となっている
ちなみに、これが「バンプストッパー(縮み側)」
そんなバンプストッパーの作動ポイントを、
プレートの組み合わせで自由自在にできる「アジャストプレート」
そして最後は「リバンプストッパー(伸び側)」
以上3点を使って、早速交換していきます。
そこからリフトアップして作業を開始したんですが、
こんな感じで、パンプストッパーにはヒビ割れが発生しており、(下画像は縮み側)
点検時にはヒビ割れだけだった伸び側の方は、
リフトアップしただけで粉々になっちゃいました( ・_・;)
(通常はリフトアップしても潰れるだけです)
そこから全て取り外し、Gembの3点に交換。
ちなみにGembのバンプストッパーには、
こんなアームの形状に合わせたプレートが付属しますので、
地面からの衝撃を、より良い角度で、より広く受け止められるんですよ!
そして、今までの経験からダウン量を考慮し、
先ほどご説明したアジャストプレートで、作動ポイントをしっかりと調整。
ちなみに交換後のバンプストッパーは、こんな感じになりました。!
こちらは交換後のリバンプストッパー
(さっきと違って、しっかり潰れてるでしょ!)
全体図
そして全てが完成すると、いよいよお楽しみの試乗タイム♪
ちなみに交換前にも、比較のために試乗させてもらってたんですが、
交換前は段差を越えた時に、伸び側&縮み側とも動きが大きく
簡単に言うと船に乗っているような感じでしたが、
交換後は、体感できるぐらいボディの上下の動きが少なくなり、
直線時でもかなり乗りやすく、快適な仕様に変化しましたよ!(^.^)
200系ハイエースは、手軽にブロックのみでローダウンされる方が多いんですが、
フロントのトーションバーを緩めて、とりあえず薄いだけのバンプストッパーに交換すると
足の動く量が純正以上になってしまいます。
今回取り付けたバンプストッパーやダンパー、
さらにタイヤまで含めたトータルバランスを考慮してパーツをチョイスすると
驚くほど快適なハイエースに激変しますよ!
逆に、驚くほど不快な乗り心地の方もたまにいますので、
乗り心地にお悩みの方は、ぜひお気軽に相談して下さいね(^.^)
今回はお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも末永くよろしく御願いいたします。