2017年11月23日
昨日は朝から曇り空で、気温も低く肌寒い1日だったんですが、
私は「定休日返上(文字を大きく赤字で!)」で、今年最後の研修に行ってました。
ちなみに今回の研修先は、滋賀県東近江市にある
クルマ好きなら誰もが知っているシートメーカー「RECARO(レカロ)」
まず玄関を入ると、たくさんのレカロシートがお出迎えしてくれました!(^.^)
その中には、ヤフオクドームなどに使われているスタジアムシートもあれば、
一脚約80万円の「SP-X」も!( ・_・;)
さらに初代レカロをレストアしたシートもあれば、
待合いのイスまでレカロ仕様に!( ・_・;)
そんな各種シートに驚きながら、時間になったので研修会場の会議室に入ると、
なんと!この部屋のイスも全てレカロシート!
(お皿の中身は昼食の天ぷらのダシ(^.^) 後ろのパイプイスはレカロの営業マン用です(T_T))
さすがシートメーカーだけあって、他の場所でもほとんど普通のイスを見かけませんでしたよ!
そんな会議室で専門的な座学を終えると、いよいよお待ちかねの工場見学がスタート!
「いつもデカイ箱で送られてくるけど、レカロシートはどうやって作ってるんだろ?」
そう思ってたお客様も多いと思いますが、クルマ好きな私達も実は同じ気持ちなんですよ!(^.^)
そして気になる工場内に入ると、まず目にしたのがシート生地を裁断する大型の機械。
さらにその奥には、「RECARO」の文字を刺繍する機械が、朝子以上に動いていました(^.^)
そして私が個人的に驚いたのが、画像の縫製部門
そうなんです!積み上げられた赤い物は、レカロが販売しているベルトカバーなんですが、
その他にも各種パーツや、シートの部材など、全て人の手によって縫製されているんですよ!
(かなり技術レベルが高いそうです)
そんな縫製部門の次は、いよいよシート本体の組み付け行程。
こんな専用台に載った、
フルバケットシート「RS-G」の組み付けや、
ここ数年大人気のスポーツスターの組み付け
さらに進むと、おなじみ「LX-F」の最終行程も行っており、
各部のネジをトルクレンチで正確に締め付けていくと、
3つ光っている上のランプが、
全点灯になり、「LX-F」がついに完成!
ちなみに、このゲートで全点灯しないと次の行程に行けないシステムになっているらしく、
「あ!締め忘れた!」
なんて事が絶対起きない、品質管理に対するレカロの高い意識を、私も目の前で実感しました!
そんな数々の行程を無事に終えると、すぐに梱包され出荷場へ!
こんな感じで、待ちに待ったレカロシートがお店にやってくるんですね!
ちなみに今回の研修中に、数多くいるレカロのスタッフを見ながら感じたのが、
「レカロシートに対する妥協のない深いこだわりと絶対的な自信!」
もちろん、お安いとは言えない値段のレカロシートですが、
100年を越える長い歴史で培った独自の理論や、
職人がほぼ手作業で、長時間こだわりの仕上げをしているのを見ていると、
帰りには「超割安」と思ってしまうほど、今回の研修は驚きの連続でした!(^.^)
腰痛の予防や対策、抜群のホールド性能、
さらには、見た瞬間に全ての毛穴が開くようなスリリングなデザイン!
最高に楽しいドライビングは、レカロオーナーだけの特権ですよ!
あなたのお車のシートには「RECARO」の6文字がありますか?
レカロシートに関するお問い合わせは、コクピット55までお気軽にご相談下さいませ。
今回の研修を企画・開催していただいたレカロスタッフの皆様、
本当にありがとうございました!