2017年7月21日
以前当店で86に人気の車高調「ザックスRS-1」をご購入いただいた、86(ZN6)にお乗りの常連さん。
今回は、ついに新車装着タイヤが摩耗したということで、タイヤをご購入いただきました。
ちなみに今回ご商談の際にタイヤの摩耗点検をしていると、
リヤタイヤの内側が少し偏摩耗していることが判明!
じつはこの症状、オーナーでも知らない方が多いんですが、
86・BRZをローダウンすると、
ローダウンする→リヤタイヤがハの字になる→内側が摩耗する
という感じになるのが一般的なんです。(画像は今回の入庫時で-1°12′がメーカー基準値)
ちなみに今回のオーナーには、ザックス装着時にリアの内側偏摩耗の可能性をお伝えしていたんですが、
「約20mmぐらいのダウンだし、純正タイヤなので摩耗時まで様子をみます」
ということで経過観察の状態だったんです。
でも今回の症状を目の当たりにし、
「せっかくのNewタイヤは長~く使いたい!」
ということで、ついに「あの」パーツの導入を決断されました!
そんな気になるパーツは、「クスコ リヤ ラテラルリンク(リヤ側)」←商品の内容はこちらをクリック!
このパーツを装着することで、もともとリヤキャンバーが調整できない86・BRZでも、
街乗り中心ならポジティブ側(おこす)に調整することもできますし、
サーキット走行メインならネガティブ(ねかす)側にする事も可能!
オーナー走りに合わせて、リアキャンバーを自由自在に調整できるようになる優れものです!
さて作業の方はと言いますと、まずはタイヤ交換から開始!
今回はメインとなる街乗りに合わせて、抜群のグリップ力と意外なほど静粛性の高く
18インチなら86専用タイヤもある「POTENZA S001」をチョイスしてみました!
↑↑↑詳しくはこちらをクリック
そしていつものチッソ充填やセンターフィットで精密な取り付けを終えると、
お次はラテラルリンクの取り付け。まずはこんな感じの純正を取り外し、
まずはクスコのリンクと比較。クスコの方は補強も入っていて強度もバッチリですよ!
そして暫定でキャンバー合わせて組み付けすると、こんな感じで完成!
仕上げは「匠アライメント」を施し、頭の中で何度も作業した86・BRZの引き出しを開けつつ、
内側偏摩耗をおさえながら、走りも楽しめるオリジナルセッティングで調整させていただきました!
あ!言い忘れてましたが、今回もSSTの朝子ツールが大活躍でしたよ(^.^)
(ちなみに持ち手の棒は、オーバーホールで交換したビルシュタインのロッドです!)
そして最終仕上げに、以前エアクリーナーに装着していたHKSハイブリッドフィルターを
専用のフィルターに交換して今回の作業は全て終了!
こんなに汚れてましたよ!
最後に少し試乗させていただきましたが、POTENZAのしっかりとしたタイヤ剛性で
コーナーリングは以前とは別物!
減衰力の調整幅がかなり広いRS-1なので、S001に合わせて少し味付けしておきましたよ!(^.^)
今回もいろいろとお買い上げいただき、本当にありがとうございました!
さらに楽しくなった86で、ワクワク♪ドキドキ♪しちゃって下さいね(^.^)
今後とも宜しくお願いいたします。