2017年4月7日
本日ご紹介するのは、かなり昔から当店をご利用いただいている常連さん。
先日、エルグランドからヴェルファイアの4WD(GGH25W)に乗り換えられたそうで、
足回りのご相談で来店されました。
ちなみに今回のご相談内容は、
「冬は雪山に行くから、車高を落とさずに快適な足回りにしたい!」
とのこと。
ちなみに以前乗られていたエルグランドには、当店でビルシュタインダンパーを装着しており、
今回も車高を落とさず、気に入っていた「あの乗り味」を実現するために
事前にWebでビルシュタインを探していたそうです。
しかし・・・
知っている方も多いと思いますが、20系ヴェルファイア用のビルシュタインは、
ローダウンキットはあるものの、ダンパーの設定は無し(>_<)
「車高を落とせば雪山に行けなくなるし、今回は一般的なダンパーか、純正かな?」
という感じで、ほぼビルシュタインはあきらめモードだったんです(T_T)
でもそう言われると逆に頑張ってしまうのが、性格の悪い私・・・(-_-)
いろいろと調べあげて、やっと純正形状のビルシュタインダンパーを見つけました!!!
今回チョイスしたのは、お客様のご要望に合わせたビルシュタインを製作している
ビルシュタインの老舗チューナー「エナペタル」
今回は、ノーマル車高に合わせたストローク量で、
お客様の走りに合わせた「マル秘セッティング」を施してもらいました。
ちなみにストラット式のフロントは、極太で剛性が高い「倒立式」ですよ!
さて作業の方は、劣化していたアッパーマウントなどを全て新品に交換し、
気持ちを込めて丁寧に組み付け。
以前は、ノーマル形状のダンパーにローダウンサスを組み付ける作業が多かったんですが、
最近では完成品の車高調がほとんどなので、今回は逆に新鮮でしたよ(^.^)
そしてサクサクッと作業をこなし、あっという間に組み付け完了。
まずはフロントの完成図
リアの完成図
そして「さらなるしなやかさ」を求め、
フロントに「クスコ ハイブリッドストラットバー」と「クスコ スタビライザー」も同時に取り付けです。
ハイブリッドストラットバーのみに使われる、制振材を採用した特殊ブッシュはこちら。
しっかりと組み付けると、こんな感じで完成。
かなり奥なので見えにくいと思いますが、タワーバーの効果は絶大ですよ!
そして、少し大変なフロントスタビライザーも、こんな感じで完成。
最後の仕上げは、各パーツの性能を引き出すセッティングを施した「匠アライメント」です。
完成後すぐに試乗させていただきましたが、試乗してすぐに言った独り言が
「これ、メッチャいいやん!!!」
ストラットバーの恩恵で足もよく動くし、スタビはミニバンと思えないほどロール(クルマの傾き)が減少、
さらにハンドルの微修正も極端に少なくなり、感動するほどの直進安定性をGetしました!
そして何よりエナペタルのダンパーが、しっかりしているのに不快な突き上げは全くなし!
車高はこんな感じでかなり高いんですが、
納車時に試乗されたオーナーも
「これよこれ!足がよく動くし、理想通りで完璧!」と大絶賛!
この車高なら雪山も気にすることなく行けますし、夏場は高速も一般道も家族全員が快適♪
これから始まるヴェルファイアでのカーライフを、思う存分楽しんでくださいね。
今回はお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。