2014年3月19日
お乗りの方は分かると思いますが、人気のお車「86(ZN6)・BRZ(ZC6)」のウイークポイントである
3000~4000回転にある大きなトルクの谷・・・。
全開でスロットルを開けていく時は、次のギアへのつながりが悪かったり、
坂道での加速もトルクが細いため、泣く泣くシフトダウンしてしまったりとスポーツカーにしては残念な中間域・・・(-_-)
でも、そんな状況を打開するパーツが天下のHKSにはあるんです!
その名も「GT-SPEC ECU Package」
内容は、車検対応に必要な排ガス試験証明書付きメタルキャタライザーと、
ECUにカスタムデータを書き込むフラッシュエディターがセットになった優れものパーツ。
以前ご紹介したボクサーサウンドのBRZとほぼ同じようなパーツですが、
前回の結果が良かっただけに、今回も「期待大」ですぞ(^.^)
さて作業の方は、まずアンダーカバーを外し遮熱板におおわれた純正マニを外します。
そして後で取り付ける遮熱板の無いHKSマニを装着するために、水のホースなどに耐熱布を巻いていきます。
それが終わるといよいよマニ本体の取り付け。車検対応の証である「JQR」のプレートが光ってますね♪
(文書にすると1分ぐらいの作業になりますが、実際はもっとかかります(T_T))
こんな感じで取り付けが終了すると、排気漏れなどのチェックを兼ねていよいよエンジン始動!
さてお次は、仕上げのコンピュータ編ですよ♪
まずは車両からフラッシュエディターでノーマルデータを読み込み、パソコンの初期化ツールでカスタムデータに変更。
最後にそのデータを車両側のECUに読み込ませていきます。(文章にすると30秒ぐらいの作業になりますが、実際はもっとかかります(^.^))
読み込みが終わると、作業は全て終了!
実は私もお客様も、以前取り付けしたトラストマフラーとのコラボが気になるところだったんですが、
音量は車検対応だけあり、さすがに昔ほど(車庫のトタンがゆれるぐらい)ではありません。
でも音質に関しては、スポーツカーらしい乾いた音色になり、かなり良い感じです!
また走りに関しても、中間域のトルクが体感できるぐらい向上して、各ギアのつながりも良く、
街乗りでも全開状態でもかなり乗りやすくなりました(^.^)
HKSのデータを見る限り、ピークパワーに関しては約5馬力のアップになっていますが、
グラフにあるように中間域のトルク変化は全くの別物!
事実、今回のお客様も翌日に早速試乗したみたいですが、その変化にかなり驚いていたのと、
かなり走りが楽しくなったそうです!
今回はいろいろと有り難うございました。
今後とも宜しく御願いいたします。