2011年11月12日
先日、ビスを踏んだタイヤのパンク修理をしていた時のこと。
お客様が「店長、パンク修理の仕方が普通とは違うね!」と一言。
お客様の言っている普通のパンク修理とは、タイヤのカットモデル右側の差し込みタイプ。
当店で使っているのは左側の差し込みとパッチの一体型のタイプ。
差し込みタイプは手軽なんですが、当店が使わない理由として
①タイヤの溝が少なくなると接触面積が少なくなり、修理箇所からエア漏れしやすい(タイヤを最後まで使えない)
②釘などが斜めに刺さっていると、全く同じ角度で差し込みにくいのでエア漏れしやすい
③タイヤをホイールから外さないので、パンクでの内部損傷が分からない。
などの理由からなんです。
中でも③の内部点検はかなり重要で、外観は正常でも中はダメージ大の場合がかなりあります。
その上、そのまま高速等に乗られてバーストしたことで、ホイールまで損傷ならまだしも、
しいては生命にまで関わってきます。
たかがパンクですが、修理方法の違いで安全面や使用可能距離も変わってきますので
できれば内面修理をオススメします。
(全国のコクピット、タイヤ館、ミスタータイヤマンなどブリヂストングループでは、
内面修理をしていますので、県外などへの旅行の際には上記店舗をご利用下さい)