2018年10月8日
お問い合わせが多いパーツの中に 【リジカラ】があります。
クルマの製造工程でできてしまうボディとサブフレームの間の〈スキマ〉。
各ボルト穴にある〈スキマ〉によって、クルマの高い剛性が完全には発揮されていないんです。
【リジカラ】はその〈スキマ〉を埋めることによってクルマを「剛体化」する。というものなのです。
今回 S660に取り付けする【リジカラ】はこちら。
いろんな大きさのたくさんのワッシャーがありますね。
【リジカラ】の大きさや数はおクルマによって設定が様々です。
この【リジカラ】をボディとサスペンションフレームの固定されているボルトに通して、ボルトと穴のスキマをキッチリ埋めて固定します。
取り付け後はこんな感じです。
固定ボルトがアソビなくサスペンションフレームをシッカリ固定しています。
これによって荒れた路面での足廻りの動きがスムーズになったりハンドル操作がより正確になったり、乗り心地やハンドリングがいままでより上質な感じがします。
ただし、感じ方には個人差がありますのでご了承くださいね。
今回はさらにスプーンスポーツ製のステアリングギアボックス付近の補強材も同時に取り付けします。
こんなカタチのプレートです。
取り付けするとこんな感じ。
ステアリングギアボックスを左右でガッチリ固定するので、より正確なステアリング操作ができそうですね。
そして仕上げのアライメント調整です。
いくら素晴らしいパーツを使ってもアライメント調整がシッカリしていないとクルマとパーツの性能が発揮できません。
いつものように試走を繰り返しフィーリングを確かめながら調整を進めていきます。
データと走行フィーリングがうまく合ってくるまで作業は続きます。
今回は【リジカラ】で車体全体がシッカリしていたのでアライメント調整もスムーズに完成しました。
今まで以上に上質な乗り心地を体感していただけると思います。
【リジカラ】のこと、アライメント調整のこと、ぜひご相談下さいね。