2022年4月4日
TOYOTA アイシス ANM10型
こんにちは♪
本日はこちらの
TOYOTAのアイシスの
プラグ&コイル交換をご紹介致します♪
今回入庫された経緯としましては・・・
“アイドリングが落ち着かない”
“振動が大きい”
“たまにエンジンが止まってしまう”
ということで、
エンジンの不調でご来店されました。
走行距離は15万キロ走られているお車です。
はい。
こちらのエンジン、
TOYOTAの代表的な直噴エンジン
1AZ-FSE D-4エンジンでございます。
直噴エンジンとは、その名の通り
燃焼室に直接ガソリンを噴射する構造のエンジンです。
吸気バルブ手前からガソリンを噴射する
ポート式とは違う構造です。
直噴のメリットは、
“燃費が良い”
“パワー・トルクが出しやすい”
という点がありますが、
逆にデメリットとして
“排気ガスの有害物質が多い”
“スス(燃えカス)が出やすい”
という点があります。
このデメリットの部分が問題で、
エンジントラブルなどの原因になります。
燃費を考えるが故の弊害ですね。
今回の症状とエンジンの構造から
点火系が怪しい・・・
ということで、
点火プラグとイグニッションコイルを交換、
というお話になりました!!
ご用意させて頂いたのがこちら
NGK ダイレクトイグニッションコイル
NGK スパークプラグ プレミアムRX
純正のダイレクトイグニッションコイルに
プラグは高寿命・燃焼効率の良いプレミアムRXをご用意☆
少しでも点火効率をあげましょうということで、
こちらのプラグになりました☆
それではさっそく交換へ・・・
まずはエンジンカバーを外すと
イグニッションコイルが4発見えますね~
これを取り外していきます!!
左が新品、右がこれまで使用していたものです。
おや??
右の使用していたコイルの先端の様子がおかしいぞ!?
これは燃え切らなかったガソリンですかね・・・
この調子だとプラグがやばそうです。
恐る恐るプラグを取り外していくと・・・
なんじゃこりゃ!!?
なかなかお目にかかれない状態です。
燃えカスが付着してガムみたいにべっちょり
こびりついています。
これが所謂
“直噴エンジンの弊害”
ですね・・・燃焼室にささってるプラグには
このスス(燃えカス)が堆積していきますので、
定期的に交換しないとこんな状態に。
これでは正常な働きなんかできず、
しっかりと着火して
ガソリンを燃焼することがきないので、
さらに燃え切らないガソリンが付着してビタビタになり、
かぶり気味になります。
エンジン不調の原因はこれですね。
新品と比較すると、見るだけで分かりますね。
さっそく新品を取りつけていきましょう!!
プラグを差し込んで、
新品のイグニッションコイルに交換します♪
これにて完了☆
後はエンジンカバーを戻して作業終了です♪
エンジンをかけてみると・・・
“キキキキ ブ~ン ブルブル プスン”
一瞬かかってまたエンジンが止まりました。
おそらく燃焼室にまだ燃え切らなかったガソリンがいて
湿っているためかぶり気味になっているのかと、
アクセルを煽りながらエンジンをかけて、
なんとかかりましたが、
念のためWAKO'S RECSを施工して
しっかりと洗浄と燃焼を行い、
ちゃんと直りました☆
(RECSの写真は撮り忘れました(´;ω;`))
WAKO'S RECSは燃焼室の燃えカスを
取り除いてくれるので、
まさに今回の症状にはドンピシャですね!!
皆様も
最近アイドリング不調だな・・・
プラグを一回も交換したことがない・・・
直噴エンジンのお車に乗っている・・・
などございましたら、
プラグの点検・交換をオススメ致します!!
お気軽にご相談を♪