2020年11月14日
トヨタ カローラツーリングワゴン
一時代を築いたと言っても良いのではないでしょうか…
カロゴン
登場です♪
初代は1991年
結構当時は流行ってましたよねぇ~☆
AE101型に至っては
心臓は YAMAHA製 4A-GE 搭載で、6速MTグレードまで有ったのですからね!
ちょっと見えづらいですが
ナンバープレートは 世田谷 !!!
当HPをご覧頂き、門を叩いて頂きました☆
オーナー様は、探しに探してこの1台をGETされたようで、、、
「これから大事に乗っていきたい!」
「その為に、色々直す必要が有り、どこに相談しようか迷ってた」
との事でした!
自身が担当する作業は、比較的「甦れ!!」シリーズが多いのも事実。。。
そんな記事をお読みになり、ご来店頂き
その上、今回の入庫となりました♪
車輛の走行距離は、101595km。
ぼちぼち走行を重ねている車両でしたが
点検結果では機関良好♪
とは言え、経年劣化と共にくたびれている箇所は点在。
エンジンやトランスミッションは問題なさそうなので、
ひとまず気になる点から着手していきましょう!
と言う事で
まずは
足回りリフレッシュ
から始めます!
使用するのは定番の
KYB NEW SR SPECIAL
でございます!
劣化し、底なしの様にグネグネ動いてしまう足回りに・・・喝!!!!!笑
キビキビした運動性能を取り戻しましょう♪
これまでの同じような作業と同様に、純正部品等も組み合わせてリフレッシュいたします!
当初、オーナー様からは・・・
「アームブッシュは大丈夫??」
との話も有りましたが、当然やるに越した事はありませんが
一気にやる必要が有るかと聞かれれば、無いと答えられるような状態でした。
アームに使われているブッシュ(ゴム製品)はショック等に使われているゴム製品よりも
圧倒的に耐久性が高く、そう簡単には破損しません!
当然やれはしますが、自身の意見としては 後回し♪ で良し!
ショックを蘇らせてから考えても遅くありません。
とりあえずリアから着手致しました。
スプリングは再利用☆
オーナー様はローダウン等は 「したくない」 との意向でしたので!
スプリング以外を新品にて復活させます♪
スプリングを抜き、用済みとなった純正品。。。。。。
お判りでしょうか!?
ショックが下がったまま戻りません!!!笑
完全に抜けきっている状態です。
いわば入庫時の車両はバネの反力だけで動いていた感じ☆
ブヨヨォ~ンッ!!ってね。
そのせいかアッパーをバラし覗いてみると・・・
赤黒っぽいもの見えますでしょうか??
これはバンプラバーの痕跡です。。。
こちらも完全に砕け散ってますね☆
底なしショックですわ!
こちらはスタビライザーブッシュ。
当然、どちらが新品か判断出来ますよねぇ~☆
明らかに穴が広がってしまってます!
その上、 カッチカチやぞ! 笑
こちらはスタビリンク。
純正品はグリス漏れの形跡ありますな。
リンク部のボールジョイントが劣化してしまうと
スタビライザーへの入力感度が鈍くなり、反応が遅くなったりしてしまいます。
ここは法定点検でも点検箇所に含まれておりますので、よく交換される車両も多いかと!
組み上げた部品を元へ戻し
交換すべき部品を交換し
作業は完了。
スプリング以外ショックアブソーバー一式
スタビブッシュ、リンクを交換しました。
そして作業中に気付きました。
ハブの錆付きに!!!!
汗
ワイヤーブラシで磨いた後に
当店で施工を実施している 防錆コーティング を実施しました☆
いんやぁ~~~~汗!
色々と難儀でした。。。。。
固着との戦いですな!
まぁ想定内ではございましたが
エグイ箇所は想像以上にエグかったぁ~~~~・・・・・・泣汗。。。。。
今日はこの辺でフィニッシュしますZZZZZZZZZ