2020年11月12日
トヨタ エスティマ 50系
いよいよ本題に入ります♪
ミニバン特有の横揺れ対策!!!
スタビライザー 取付
CUSCO 製品
を使用致します。
まずはlight目なリアから着手。
ショックロア側取付を外し
スプリングを外す必要が有ります。
ロアシートを外し既存の穴に専用ボルトを通します。
錆びると後々厄介ですので…
しっかり
百瀬汁!!!!
左右の仮組をし、各部を確認しながら固定していきます。
ホイールを締め付ける際の対角線上と同様…
左右対称で繋ぐようなパーツは、左右均等になる様締め込んで参ります。
リアに関しては、無い物を追加するシステム!
よってスタビライザーでは無く
スタビバー
と言うパーツになります!
トーションビームに沿ってバーを追加する事で、
トーションビームそのものの捻じれを抑制する効果が期待されるパーツです。
それは…
結果…
スタビライザーと同じ役割を担っているのです♪
続きましてぇ~
フロントのスタビライザー交換に入ります。
下の画像は車両を下から上へ見たアングル。
Aアームのナックル側と車体側を外し
テンションロッド部を軸に後方へスライドさせスペースを作り出します。
左右のスタビリンクを外して
スタビそのものを固定しているマウント部を外せば
50系エスティマは離脱できます!!!
青 CUSCO製
黒 純正スタビ
純正の径は27mm弱
CUSCO強化品は
ほぼ 30mm!!!!
ご立派♪
純正よりも太くなるので、ブッシュも交換いたします。
スタビをマウントしている部分のボルト。。。
何が…どう…
と言う訳ではございませんが…
再利用するボルトは
磨いてから使います!!
錆付いたままでは整備性も悪いですし
作業効率も宜しく無い!
新品を用意するまでも無い部分は、当店ではこの様な使い廻しを致します。
外した逆手順にて施工すれば・・・・
完成でございます!!
車外強化品のスタビライザーを組み付ける際
スタビブッシュへのグリスアップが必要かと思われます。
強化した結果、捻じれ耐性が上がります。
が…
捻じれる勢いが消えたわけでは有りません!
強化品が純正対比で頑張っているだけの事。
よって支えている部分の負荷は大きくなり、そのまま取り付けてしまうと
鉄とゴムのこすれ音などの異音が発生しやすいパーツです。
ロアのAアームを外していますので
最終仕上げとして4輪アライメント調整を実施。
パート①でご説明いたしましたが
足回りリフレッシュを検討されていたオーナー様でしたが
ご覧の通り、走行距離は50000キロ未満!
時期かどうかで言えば、替えて損無しと判断出来ますが
色々な案件を加味した結果
今回はショックを残して、前後スタビライザー交換とさせて頂きました♪
後日、施工ポイントの点検にご来店頂いた際に
どうですか?走りは??とお伺いしましたら、
「気になっていたことが改善されて、良い感じですよ!」
とのお言葉を頂くことができました♪
「当初考えていたものとは違うパーツになったけど、こっちにして良かったです!!!」
と嬉しいことこの上ないお言葉まで頂戴いたしました♪
私達店舗スタッフのご提案が常に「正解」とは限りませんが
じっくりとご要望をおうかがいすることで、お客さまに合ったご提案ができるよう努めています。
もし、さまざまなお店にご相談された際に、内容に少しでも違和感や納得がいかない場合は、
他のお店に相談してみるのもひとつの方法かもしれません。セカンドオピニオン 的な。
その中に、当 コクピット麻生店 も混ぜて頂ければ幸いです。
今回ご入庫頂いたエスティマの作業に関しては、これにて完結です!!!
またのご来店、お待ちしております。