2019年6月21日
トヨタ/アルファード
「店長ぉ~前のと同じようにして! やっぱ遅いわ。。。」
とはオーナー様の一言。
車両は 現行アルファード 2.5L
オーナー様は以前の車両もアルファード20系 2.4Lでした。
その時も 「遅い!!!」 の一言で、あるパーツを組み込みました!
前車に比べ排気量が100cc上がっているとは言えど、もたつく遅さを感じてしまっている様子。
まぁ前回は改善策を打ちましたからね☆
いくら新型と言えど、システムは同じですので結論も同じというわけです!
*じゃぁ~前回と違って良いの見付けたんで用意しときます!
という事で、本日の入庫を迎えました♪
「遅い! もたつく! 鈍い! 」
に対して…(笑)
用意させて頂いた商品は
New PPT (ピーピーティー) *正式名称 Plug-in Power Throttle
DTE SYSTEMS 製品でございます。
メジャーな名称は
スロットルコントローラー
または略称で
スロコン
と呼ばれている商品です♪
色々なメーカー様からも発売されているスロコンですが、PPTがお勧めな理由☆
☆ シンプル ☆
これに尽きます!!!
余計なシステムは付随させず、単純にスロコンに必要な機能に絞った製品である事。
取付自体もシンプルそのものなので、オーナー様にとっては作業時間+作業工賃も魅力に♪
そして、性能は折り紙付き☆ 体感は間違いございませんぞ!!! 笑
カーディーラーでの点検等時は、ボタン一つで純正復帰!
多様なメーカー品を渡り歩いて来た結果が、当店としては「PPT」と言う訳です。
そもそも①「スロコンとは??」 や ②「なんで遅い? もたつく? 鈍い? 」 と感じてしまうのか!?
②にはしかと理由が存在します。
答えから言うと約10年程前から各メーカー国産/外車問わずで採用されている
電子スロットルシステム (スロットル バイ ワイヤー)
が原因です。
車の構造上アクセルを踏む→スロットルボディが開き空気を吸い込む→見合った燃焼が始まる!!!
この流れにて車は加速し走るのです。
問題視しているのは 1つ目の矢印!!! ここに大きな違いが存在しているのです。
踏んだ結果が、どう伝わるか??
もしも皆様が自身の車で 「遅い! もたつく! 鈍い! 」 と感じたとします。
何の違いから感じたのでしょうか??
きっと、以前乗っていた車との違いでは無いでしょうか??
先に書いた通り、10年程前から始まっている新システム。これが搭載されてからの話なんです。
搭載される前の車両のほとんどは・・・
アクセルを踏む→スロットルボディが開き
の間に 互いを直結しているワイヤーが という言葉が当てはまります。
アクセル踏むと、ワイヤーが作動し物理的にスロットルを開く
それこそがダイレクト感であったり、意図してアクセルコントロールをするに繋がります。
そもそもは当たり前だった事です。良くも悪くも無い事。
そんな物理的/ワイヤー直結の部分が 「電子化」したのが今回のお話。
作業画像にも有る通り、現行車はアクセルペダルの付近に必ずコネクター(コンセント的)が存在します。
ワイヤーなどは一切存在しません。
オーナーがどれだけペダルを踏みこんだか?? を ①機械的に信号化しCPUへ伝達
それを②CPUが判断 ③スロットルボディーへ伝達 ④そこから開き吸い込み始めます。
お気付きでしょうか?
アクセルを踏む と スロットルボディーが開く の間に差が出ることを!?
かたや直結、かたや1~2クッション存在…
クッションが有るだけで「鈍い! 」と感じるはず。
その上に、安全制御+エコロジー的な要素としてCPU制御によりアクセル開度を管理されているのです!!
言うならアクセル全開度が 10 だとして… 5 踏んでも実際は 3 として信号を送る。
これが電子スロットルの仕組み!!!
意図しないところで自身の運転が制御されてる訳です。補助では無く。。。。。
対処法として1番に挙がるのがスロコン☆
画像の通りに、従来のコネクターの間にスロコンを割り込ませます。
各車専用コネクターを採用しているので、スロコンも全て車種専用品となっています!
アクセル開度の信号はCPUへ行きますが、一度スロコンへ入り、
疑似信号!?(言葉が合っているか)化してからCPUへ送る。
先ほどの例で例えると…、5 踏んで 3 と判断、のところ
5 踏んだら 5 開けと信号を飛ばすようになるんです!!
これにてアクセルを踏み込んだ際の感覚が、昔のワイヤー直結式フィーリングに!!
という訳です♪
この商品は、モアパワーやパワーアップのパーツでは有りません。
デチューン、抑制されている性能を使い切ろうと言うだけのパーツです♪
元々エンジンはレスポンス良く回る様に作られています。それを使いこなすだけの事。
作業は簡単で、1つのコネクターを外し間にPPTを割り込ませ、コントローラーを固定するだけ♪
あとはスイッチ操作で合計18段階からお好みをチョイスするだけ!!
走りながらでも変更可能です♪
モードは全部で3つ。
エコ
スポーツ
スポーツプラス
各モードにて±3段階で調整可能☆
±しなくても、変化を感じる事が出来る筈です!!
今お乗りのマイカーに少しでも不満や戸惑いなどあれば、スロコンで解決できるかもです☆☆☆
是非、店頭スタッフへお尋ねください。
追伸
こちらのオーナー様の車両は現在 COCKPIT PRESS(コクピットプレス)
にてCCC(カスタマイズカーコンテスト)にエントリー中でございます!
皆様の清き1票を宜しくお願い致します。