2018年5月24日
ダイハツ/MAX
まだまだ現在進行形!!!!
笑
最近恒例のMAXが入庫しました☆
オーナー様の希望と欲望と願望が収まりません♪ 笑
今回入庫での作業内容とは・・・・・
①ショック交換
以前にダウンサスのみ組み込みを行いましたが・・・・
オーナー様は不満足!!!! 「やっぱり…ショックも!!」
という訳です♪
KYB NEW SR SPECIAL
をご用意しました♪
ショック入れ替えに伴い
②サポート部品交換
純正部品を山のように仕入れました!!!汗
フロント必要種。
リアの必要なパーツ。
スタビ・タイロッド類。
ダイハツ/MAXの復活祭です!!!!
まずはリア廻りから着手です。
ロア側スプリングシートです。
左の旧品は既に破損しています。
アッパー側スプリングシート
緩衝材となるゴム製品ですが、ご覧の様に硬化してます!
硬いゴムでは緩衝材としての役割が足りません。
柔らかく、しなやかだからこそ、緩衝材として仕事をしてくれます。
リアショック
純正は抜けてこそ無かったですが・・・
KYBと比べても、頼り無さが一目瞭然!!! 水色の方が、明らかに 太い ですよねぇ~
取り付けのボルト&ナットも交換します。
ここから乗り続ける車両です!
今が良くても、今後を考えてのメンテナンス。
ボルト類だって、錆による固着。。。経年劣化で起きがちです!
スプリング上下サポートシート・ショックアブソーバー・ショック固定ボルト&ナット
を交換しました!!
続きましてぇ~
フロントに着手です♪
外したアッパーマウントですが
見るからに、旧品は痩せております。。。
スラストベアリングの交換。
上下スプリングシート交換。
ボルト&ナット交換。 を行って参ります!!!
こちらは…最近仕入れた便利グッズ♪
SST(専用工具)とまでは言わないですが・・・
アッパーマウント固定用ツールKITです!!!
最近の車両に多く見られるロッド六角切りでマウントに深々と埋まるタイプ!
今までは試行錯誤で施工しておりましたが
昨今の車両は今までと比べても、採用車が増え…より深くなってきてる。
と言う問題が有りました。
そんな折に紹介してもらったツールKIT!!!!!
そんな問題をクリアするべく、専用に組み合わせ作られてキットなんです♪
車両の進化に合わせて、
我々作業人も技術を身に付けると同時に、工具の準備も必要不可欠!!!
正確な作業には正確に叶う工具が重要です。
そうこうしている間に、見違えるほどのフロント出来上がりです♪
さらに続きましてぇ~
タイロッドエンドの交換作業です。
タイロッドエンドは、ステアリングの軸点となる部分。
ジョイント部のブーツが裂けグリスが噴出していれば、整備不良ですので車検に通りません。
この部分が経年劣化でやれることで、ステアフィールの悪化に繋がります!!!
ハンドルを切った時の感触と言いましょうか・・・・・・・
シャキッとせずに、グネグネしている感じです。
ハンドルとの連動性も悪くなり、曲がっている最中の踏ん張りも利かなくなります!!
グリス漏れは整備不良で車検不適合なのですが・・・
車両もご覧の有様。すり抜けてしまっている現状ですね。
そのままスタビライザーのブッシュ交換も行います!!!
MAXのスタビライザーは・・・・
ロアアームにブッ刺さって前後からブッシュにて締め付け固定。
というわけで、通常通りのフロントメンバーにぶら下がっているカマボコブッシュでの固定となります。
スタビを一度車両から外し、ブッシュの向き確認等を行いつつ、
新品を入れる時には、グリスアップを忘れずに実行していきます。
ロアアーム側固定ブッシュ。
本来なら、外したら元の形に戻って頂きたいのが本音!
全ては経年劣化。 痩せた=硬化した=押し固まった
これでは本来のゴムブッシュの意味を成しません♪
反対側に至っては、、、
画像の通りに、崩壊しかかっておりました!!!汗
恐るべき経年劣化!!!!
スタビをメンバーに吊っている部分のブッシュも交換。
1個当たり数百円のゴムブッシュ達ですが、任されている仕事は各自結構重要なんです!!!
付いてれば良い部分はございませんぞよ♪
付いてる上で、グニグニ動く事が出来ていて初めて正常です☆
動いているかどうかの確認は取れませんが……経年劣化によるゴムの硬化がそうさせるんです。
車両に多用されているゴム部品。。。。
全て生物です!!! タイヤもそうですが・・・・・ 時間と共に劣化します。
5年5万キロで乗り換えるならばまだしもですが・・・・
メンテナンスが必要な部分なんですねぇ~。
タイロッドエンドが復活したので
ステアリングフィールも改善☆ 切り心地が違います!!!
4輪アライメント調整時の数値も出やすく正確になります。
スタビロアアーム側ブッシュ。
スタビの効きはじめに効果的メン!!!
車へしなやかさが舞い戻ってきます☆
スタビメンバー固定側
意外や意外、ここも作動時には動くんですぞ!!!
ゴムのしなりが重要です。
そんなこんなで・・・全部品交換終了♪
お疲れ様な部品達。。。。距離こそ程ほどの車両でしたが、、、
すべてが経年劣化によるものでした。
ここまで手を掛けてあげると、車は本当に性能劣化せず乗り続けることが出来るんです☆
距離OR時間
どちらか一方でOUTです。
今回、足回り作業と一緒に依頼を受けていたもう一個の作業。。。
まぁ・・
作業というほどの事でも無いのですが・・・・
バキュームセンサーの交換です!
オーナー様曰く… 「時折、アクセルの反応が鈍くなる事がある」
でもいつもじゃない。。。。。 たまに…という事でした。
インテークと燃料・燃焼あたりは既にメンテナンスを終えておるので・・・・
んんんんん~~~~~~。。。。
疑わしきは…
という事で、バキュームセンサーの交換をさせて頂きました。
車両によっては、エアフロセンサーだったりする部分です。
基本、空気の吸入量を測定し、CPUに情報を送る仕事をしてます。
が、まれにセンサー異常から吸入量を測定ミス的状況になり、エンジンの動きがおかしくなる。。。
なぁ~んて事が良くございます!
前回、エアクリーナーを分解したときにもブローバイが多かった事も思い出し…
今回の作業に至りました。
どうぞ!! 治ってくれますように!!! なんまんだぁ~ なんまんだぁ~ なんまんだぁ~
そして・・・
仕上げの4輪アライメント調整。
RS-Rのダウンサスを組み込んだ時に、ブッシュの締め直しは終わっているので・・・
シャキッとした足回りの仕上げセッティングで、転がる方向を整えます!
全ての作業も終了し・・・・
試乗チェックもバッチリにて・・・・・
完成です☆
やはり・・・
フロントの車高が上がった気がします☆
即ち・・・・
へこたれていたんだなぁ~と実感!!!笑
これが本来の状態です♪
一度走らせれば、その違いにビックリ!!!
車の走行中のインフォメーションは分かりやすく
切ったら切った分だけ動いてくれる。
反応もステアリングと連動している感じが強くなった。
カーブでの安定感が増した。
トータル
乗り心地が良くなった!! 運転しやすくなった!! 車の安定感が増した!!
良い事だらけ♪
疲れた車は、メンテナンスでリフレッシュさせてあげましょう☆