2020年12月14日
日産 スカイラインGT-R R34
前回までで
①タイヤ交換
②カーナビ交換
③リア スピーカー交換
をご紹介しました。。。。汗!
続いては今回入庫の最終施工♪
フロント スピーカー交換となります。
オーナー様は最初に
「そのまま交換するだけでいいよ」
とおっしゃっていましたが、
「やっぱりHPに載ってるみたいにしっかり付けてみたい!!」
「その方が良いんでしょ??」
と言う事で、、、、、
麻生付け
にて施工して参ります♪笑
麻生付け に必要な物は
吸音材/制振材/防音材/遮音材と言ったとこでしょうか。
全て オーディオテクニカ 製品で賄います!
こちらがR34フロントドア内側。
R32=楕円 R33以降=丸形 に変更されたスカイラインのフロント スピーカー形状。
以前の施工では、本当に付けただけ。。。。
純正樹脂バッフルにタッピング止めされているだけでした。
こりゃぁ~
今回の施工では
①SPそのものの進化
②施工の違い
の2点によって大きく変化させる事が可能ですな♪
①開口部の制振処理
から始めます。
ゆとりをもって保護テープを貼り付けます。
好きな形/必要な部分までカット。
切り出した保護テープを制振材へ貼り付け型取り。
切り出せば専用制振材の完成!
最初に切り出した物を裏返して再度型取りすれば
左右対称のもう一方も完成☆
あとはドアに貼り付けるだけ!
②インナーバッフル作成
スピーカーの固定強度を稼ぐ為、車体振動で共振させない為、純正の樹脂バッフルを捨てて、、、
MDFにてバッフルを創ります!
外した純正バッフルをなぞり、大枠を決めます。
そこから切り出します!
こんな感じで、切り出しました!
寸法や形で大きく差異が無ければ、バッフルの成形。
面を取り、段差を無くし、仕上げて参ります。
地味に手掛けで
コシコシ…こしこし…
荒っぽい角も取れて、綺麗な感じに!!!
面取りは割れにも強くなるので必要かと思われますぞ♪
成形が終わったバッフルは・・・
通称 百瀬塗装
へ入庫☆
スモーク中の画像では無く
塗装中でございます!
耐水塗料を塗っております。
塗り終えて乾いた状態がこちら!
ピンぼけ…すみません。。。。
元々のバッフルは下の画像の
右:タッピング(鉄板ビス)×3で固定。
MDFバッフルは
左:ボルトナット×3で固定。
ここで問題!!!
タッピング固定vsボルトナット固定、どちらが強固に取り付け可能でしょうか???
アンサーチェック♪ デデンッ!!
笑
スピーカー背面にあたるアウターには吸音材。
開口部周辺には制振材。
インナーバッフル~制振材~ドア鉄板をボルトナットで固定!
SPの端子接合部は雨水がしたたり落ちる場所ですので…
接点グリスを塗布!
百瀬のお約束ですね☆
スピーカーを固定し
ポンデリングならぬ防音材を貼り付け完成!!!
その後、内張りを戻す前に
パワーウィンドーの開閉確認。。。。
!!!????
まぢか!!!!!汗
異常発覚!!!
確認するとガラスを固定している下の画像赤丸の樹脂突起が
スピーカー裏マグネットと干渉。。。。。
逃げる予定で計算したものの、微妙に干渉が発覚。。。。。
はぁ~…。。。。。
しょげてる間も無く、スペーサーを制作!
土台となるバッフルの室内側には六角ボルトの頭が出っ張ってますので、、、
干渉を避ける様計算し、切り出しました。
元のインナーバッフルへ木ネジで4発固定。
皿ビスを活用し、出っ張りは出しません!
スペーサーに付けた切欠き×4か所は
SP固定の為のビススペース。
SPマウントは後付けスペーサー。
SP固定ビスを当初より延長し、スペーサーの介入無しで土台のバッフルへ固定。
このスペーサー分の嵩上げでガラスとのクリアランスは確保出来ました♪
改めて窓ガラスの開閉確認を実施し、内装を戻して
今度こそ完成☆
今回の取付ではTWはMIDより枝分かれで駆動しているので…
三角コーナーへ取付!
元々ここに装着されていて
外した際に、配線通しの穴が空けられ、固定ビスが撃ち込まれていた為、
裸にする方がみすぼらしかったので、再度隠す意味を踏まえ同じ場所へ。
いやぁ~長かった。。。。。疲
タイヤ交換~ナビ交換~SP×4交換+加工取付・・・・
走行距離90000キロ突破で、この内容のカスタム実施。
こりゃぁ~
降りる気ないですな!笑
手放す気もね☆
良きオーナー様に出会えて良かったねぇ~♪