2020年7月23日
トヨタ アルファード 10系
続き作業のご紹介☆
室内側の配線処理がほぼほぼ前回で終了しましたので…
残す作業を進めます!
何より
ドアへのSP配線処理ですかね☆
前回のSP交換時において、麻生付けを施している車両です。
10系アルファードはドア上部にTW取付部が純正で存在し
オーナー様と当時話した結果、
「純正風仕上げ」
での完結を目指していました。
その為、付属のNW(ネットワーク)もドア内部に。
細かな事はさておき
一番厄介そうな配線通しを実施!!!
何せMIDとTWですからね。。。。。
ただでさえ、純正ハーネスと比べれば数割太くなっている当店のSP線。
通常は1本(2本線/SP1機分)通しですが…
今回は2本(計4本分)を通す訳です!!! 汗。
楽して外だしは・・・・・・・
駄目駄目。。。。。
格好悪い!!!!!
作業人としてのプライドを持って純正ハーネス内を通しました☆笑
かなりの密空間でしたが…汗☆
車内より引き込んだ2本のSP線。
MIDとTWへ各1本ずつ引き廻します。
この際、プロセッサー装着により2WAYクロスが掛けられる様になった事で
使用していた付属のNWとはここでサヨナラです!
よく挙げる 疑似マルチ接続 の場合はNW頼りですがね。
おかげで、ドア内配線も更にスッキリしました☆
配線処理を終え
SPを戻す際に気付いた!!!
プロテクターを使ってない事に! 当時は無かったっけかなぁ??
ガイドは使ってましたが、今回の作業時に剥がしてしまい、再使用出来ないので付け替えます。
SP裏側の雨よけ屋根。
ドア内部は、上から雨水が滴り落ちてきますからね。
この施工をするようになってから
SP経年劣化等によるトラブルが減った様な気がします☆
SP開けたついでに
端子部にはグリスアップを!
配線繋いで
SP戻して
ガイド付けて
ドア完成です♪
ここからが
DEQ-1000A デジタルプロセッサー
の本領発揮☆
スマホにてPIONEER専用アプリをダウンロード。
本体と有線にてリンクさせて音調整を行います!
データは1例ですが
簡易的なサウンドエフェクトが出来たりもするのですが
今回のシステム構築での本分はこちら。。。。
画像が小さすぎて分かりづらいかも知れませんが
スマホによる調整にて
HIとMIDを別々に調整可能☆
クロスポイント/タイムアライメント
各SP/GAINの調整も可能です!!!
この機能が無いとフロントマルチは構築できず…
付属ネットワークに頼った、疑似マルチのみとなってしまうのです。。。
当然イコライザー調整も可能!
今回は繋ぎませんでしたが、SWも1000Aを介して接続すれば、調整可能です!
正直おじさんには難儀なシステム。。。。。
でも、慣れれば超便利です♪
昔々にそうしたかった
自身のリスニングポイント=背もたれにもたれかかった状態。
そのままの姿勢で、調整が可能☆
今までのシステムでは、都度起き上がったり、動いたりしなきゃならなかった。。。
これであれば、寝そべってたって調整可能!
後部座席に居ながら、調整も可能です♪
技術は日進月歩ですね☆
メーカーが想定した使用方法と異なるかも知れませんが
フロントマルチ=1000Aで管理 リアSP=純正H/U直接
1人での乗車時は・・・・・
H/Uフェーダー調整でMAXフロントでリアカット!
または
H/UのSP/GAINにてリアカット!
これでフロントマルチで聴けます♪
家族とのお出かけはリアSPのスイッチON!!!笑
フロントマルチ鳴らしのまま、リアSPから音が鳴ります♪
昔から構築したかったシステムでしたが
現代であれば、かなり簡素化したシステムで構築できます♪
納車時に、オーナー様にも説明がてら試聴してもらいました!
「おぉ~っ!!!全然違う♪」
マルチにしたおかげで、フロントのステージング(定位)構築にもかなりの影響が出ます。
以前は、MIDとTWを分けてコントロール出来ませんでしたからね。
この差は大きいです。
更にちょっとしたひと手間で、後部座席でも音が聴こえる。
「あぁ~これなら文句言われない☆」
オーナー様の理想を叶える事が出来ました!
これにてオーディオに関しても
そんじょそこらのアルファードには負けない1台へと進化しましたぞ!!!
笑