2018年2月19日
突然ですが・・・
あなたはソニーのウォークマンってご存知ですか?
たぶん40代ぐらいの方なら、すぐに分かると思いますが、
電車の中や歩きながらでもカセットテープを聞くことができる、携帯型カセットプレーヤーで、
今のスマホやiPodみたいな感じです。
余談ですが、当時市販されていたカセットテープも
「ノーマル」 「ハイポジ」 「メタル」など、グレードが分かれており、
「高音質で録音するならメタル!」という具合に使い分けていたと思います(^_^)
(たしかメタルはすごく高かったような・・・)
当時そんな感じで使っていたウォークマンですが、あれから日進月歩で技術は進化し、
今ではハイレゾ対応の高音質デジタルオーディオプレーヤー(通称DAP)として大人気!
ちなみに、以前サイバーナビの高音質化をお手伝いさせていただいた
↑↑↑その時のブログ記事はこちらをクリック!
ヴェルファイアにお乗りの常連さんも、先日念願だった「現代版」ウオークマンを購入されました。
ただ・・・・・
当初お客様が考えていたUSBのコードで、サイバーナビにデジタル接続すると、
全く認識しないという悲しい事実(T_T)
さらにウォークマンに内蔵されているBluetoothで接続すると、
今度は接続が可能なものの、CDに比べて音質がかなり悪くなってしまうとのことでした(T_T)
そんな感じで試行錯誤を繰り返した末に、最後はオーナーから連絡があり
「ウォークマンのハイレゾ音源を、できるだけ高音質のまま車内で聞く方法ってないですか?」
とご相談がありました。
そこで、今回挑戦してみたのが、
ウォークマンのイヤホン出力からナビの外部入力につなぐ「アナログ接続」
一般的にはデジタル接続の方が、手軽で音が良さそうに思われていますが、
高音質DAPとの接続では、実はアナログ接続の方が主流なんですよ(^.^)
ただ、またしても問題になったのが、サイバーナビの外部入力に使われているミニプラグ( ・_・;)
「せっかくなので高音質なコードで接続したい」と言っていたオーナーの気持ちとはうらはらに、
ミニプラグとミニプラグの高音質コードって、市販品ではなかなか無いんですよね(>_<)
でも大丈夫!!!
いつもお世話になっているケーブルメーカー「M&M DESIGN」さんに相談すると、
「何の問題も無い!すぐにでも作れるよ!」
と心強い答えが!(^.^)
そこでオーナーと相談した結果、
こんなミニプラグ⇔ミニプラグ仕様のワンオフコードを製作していただきました!
これさえ手に入れば、あとは接続するのみ!
まずはオーディオ部分を少し分解し、
専用のDAP固定ブラケットを使って、小物入れ部分にスマートインストール。
専用コードをできるだけ隠し、DAPを使わないときにはスライドカバーを閉じられるように、
小加工を施しながら、やっと完成しました!
そして待ちに待った試聴をしてみると、
前回高い位置にマウントしたツィーターの恩恵もあり、
ボーカルの表情が分かるぐらい、繊細でやさしく、解像度の高いサウンドに超感動!
(昔のカセットウォークマンとは別物です・・・)
大量の楽曲を持ち運びできる携帯型で、このサウンドで味わえるなら、
今後他のメディアは、必要なくなるかもしれませんね(T_T)
ただアナログ接続なので、ケーブルの性能がかなり重要になってくることをお忘れなく!
今回もお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。
「お知らせ」
以前にもお伝えしましたが、
2月20日(火)と21日(水)の2日間は、社内研修の関係で連休となります。
皆様には大変ご不便をおかけしますが、お間違いの無いよう宜しくお願い申し上げます。