KIZUNA STORIES

モータースポーツを楽しむ場を広げクルマのある豊かな生活をサポート

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コクピット56

 四国は愛媛県松山市にお店を構えるコクピット56。その広い駐車場にGDB インプレッサWRX STIが停まると、三好正哲店長がすぐに笑顔で出迎えた。GDBのオーナーは西岡秀幸さん。コクピット56が定期的に開催するサーキット走行会の常連組だ。きれいに磨き込まれたWRブルーのボディを傍らにして、さっそくタイヤチョイスの話題で盛り上がる。
 コクピット56は、お客さまがモータースポーツに親しむ環境づくりを積極的に行っている。その一環として力を入れているのがサーキット走行会。定期的に開催し、2013年は最寄りの瀬戸内海サーキットを舞台にして6回、さらに春・秋と阿讃サーキットにも足をのばした。

 「走行会は、ただ走っていただくだけではなくて、必ず収穫のある場にしたいと思っています」という言葉に続けて、「走行を終えてピットに戻ってきたら、フィーリングを聞いて、“じゃあ、つぎはこうしてみたら”と具体的なアドバイスすることもしばしばですね」と三好店長は話す。タイヤ空気圧の調整から、車高調のセッティング、さらには“走り方”にまで話は及び、当日のコクピット56スタッフは忙しい。参加者の様子とタイムを頭に入れ、みんなが楽しめるよう、常に気を配っているのだ。「その場で対応してもらえるのは、私たちにとってもうれしいですね」と西岡さんも言う。

豊富な知識の裏付けと試行錯誤によって愛車の完成度を高めた

豊富な知識の裏付けと試行錯誤によって愛車の完成度を高めた

 西岡さんが初めてコクピット56を訪れたのは4年ほど前のことだった。手に入れたNCロードスターで本格的にサーキットを走ってみたいと考え、走行会について問い合わせたのがきっかけだ。もともと“経験者”だった西岡さんは、これを機にクローズドコースで愛車の性能を解き放つ楽しさを再確認し、以来、コクピット56、そして三好店長とのつき合いが続いている。
 「ステアリングを握って楽しい」ことが、西岡さんのクルマ選びのキホン。それはサーキットでタイムを狙うためのクルマであっても変わらない。これまでにも、S13シルビア、NAロードスター、JZ100チェイサー、GC8インプレッサなどを所有してきたが、現在のウェポンは2004年式GDB-E WRX STIである。

 各部にきめの細かいカスタマイズを施しているが、タイヤは3セット目、車高調も当初のものから組み替え、現在はクスコ ZERO-3Sをセットし、加えて仕様変更を2回行った。西岡さんは妥協せず、どん欲に“理想のマシン”を求め続けているのだ。
 「クルマやカスタマイズについて徹底的に調べ上げ、勉強を怠らない人。ですから、何を求めているのか、どうしたいのかが明確で、私たちも仕事がしやすい。そしてやりがいがありますね」と三好店長は感心する。

自ら走りを楽しんでいるからこそ、お客さまに伝えられる

自ら走りを楽しんでいるからこそ、お客さまに伝えられる

 おふたりの気が合うのは、同じGDBに乗っていることも理由のひとつなのだろう。三好店長は長年にわたり、GC、GDインプレッサを乗り継いできた。それもあって、インプレッサには特別な想いを抱いている。
「乗ってほんとうに楽しいクルマです。ドライビングプレジャーが濃いというか、その走りに酔いしれることができるんです」と三好店長。タイムも求めるけれど、まず乗って楽しくなければというのが譲れないこだわり。そういえば、このスタンスも西岡さんと重なり合う部分だ。
 そんな三好店長も“走る”。四国はラリーが盛んな土地柄だが、それもあってラリーフィールドに魅せられた。現在もお店のデモカーとしての役目を担うGDBインプレッサWRX STIで、四国シリーズに参戦しているそうだ。また、

POTENZA RE-11Aで足もとを固め、ラリーだけでなくサーキット走行やジムカーナも満喫している。
 1990年の開業以来、コクピット56ひと筋の三好店長だが、スタッフを束ね、お店を切り盛りしながら、作業全般も率先して行う様子が印象的だった。ウェイティングスペースでお客さまに見積書の説明をしていたと思ったら、いつの間にかファクトリーでオイル交換をしている。そして、つぎはタイヤ交換……と、いつ休むのかと思うほどの働きぶり。じつにフットワークが軽い。

大切なタイヤ選びは、トータルパフォーマンスにこだわる

大切なタイヤ選びは、トータルパフォーマンスにこだわる

 三好店長の作業がひと段落すると、ふたりの間でまたタイヤ談義が始まった。サーキット走行を楽しむにあたり、とても重要なのがどんなタイヤを履くか、である。西岡さんは、銘柄だけでなくサイズにもこだわっている。GDB には17インチ、18インチなどさまざまなタイヤサイズを試し、クルマ全般のチューニング内容とバランスをとってきた。
 まだまだサイズについては迷いがあるようだけれど、次回のサーキット走行会では、POTENZA RE-11Aを履く予定だ。
 「RE-11Aはデビュー時から気になっていました。いまはタイムを落とさずに快適性も譲らない方向でまとめ上げようと考えています。サーキットの往き帰りも楽しく、そして普段乗りもやせ我慢はしたくないですからね。1セットですべてをまかなうことを考えると、RE-11Aはとても魅力的です」と西岡さん。

 どうやら、RE-11Aのサーキット・パフォーマンスだけでなく、ストリートユースにおける優れた静粛性や、ウェット性能の高さなどが、常に情報収集を怠らない西岡さんの耳には届いているようだ。
「これまでブリヂストンばかり履いてきたのは、クオリティとトータルパフォーマンスの高さを感じるからです。コクピットはブリヂストン タイヤを知り尽くしたお店。そんなところにも、信頼を寄せています」

手厚く、そして奥深いサービスでお客さまをもてなす姿勢

手厚く、そして奥深いサービスでお客さまをもてなす姿勢

 走る楽しさを追い求める、カスタマーの熱い気持ちに応えてくれるコクピット56だが、モータースポーツファンばかりが集う場所ではない。当日もタイヤやオイルの交換、アライメント、オーディオのインストールなど、メンテナンスからカスタマイズまで幅広く対応する様子が見てとれた。さらに、国産車だけでなく輸入車の来店も多い。
 また作業については、オーディオ関連に精通したスタッフが揃い、自信があるという。取材にうかがった日にも、エスティマ・ハイブリッドのオーディオ/ナビ取り付けが進められていた。純正のDVDナビから機能が充実した最新モデルに交換するそうで、こういった作業もお手のもの。商品選びから取り付けまで、満足度の高いサービスを提供する。

 「じっくりお話をおうかがいしますので、お気軽にご相談ください。ところでコクピット56では、クルマを走らせる楽しさをお伝えする新しいプロジェクトも進行中です。GDBインプレッサに加え、スバルBRZのデモカー製作を行うことになりました。楽しみにしてください」
 なんとも多種多彩。カスタマイズを楽しむお客さまを満足させることができるのは、豊富な知識と経験の積み重ねによる“引き出し”がたくさんあるからこそだろう。コクピット56のサービスは、手厚く、そして奥深いのである。

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