スズキ アルトワークス

まるでカスタマイズのショーケースのような姿に圧倒されるアルトワークス。RECARO賞に輝いた理由は、2脚のフルバケットシートの装着だが、運転席に「RECARO PRO RACER RMS 2600A」、助手席に「RECARO PRO RACER RMS 2700G」という光景はなんとも壮観だ。とくにオートクレーブカーボンファイバーシェルを採用した2600Aには、このモデルならではの凄みを感じる。さらに「Defi-Link Meter ADVANCE BF」がダッシュボードとAピラーに並び、ステアリングをMOMO MOD.08に交換したコクピットはじつにレーシーな雰囲気となっている。そしてエクステリアもインパクト大。ボディパーツは「モンスタースポーツ エアロダイナミクスバンパー/フードリップスポイラー/ウィンドウエアロバイザー」、「Lck619 エアロフェンダー/エアバルジボンネット」、「SWK WRウイング」、「TAKE OFF サイドボルテックスジェネレーター」などなど、数多くのブランドをミックスして巧妙に仕立て、シルバーをベースにアルピーヌブルー（！）で塗り分けを行った。極めつけは、ボディ色に合わせて装着した限定ホイール「RAYS VOLK RACING TE37 SONIC MD/B」。マットダークブルーのスペシャルカラーが「サンダーボルト チタンペンタゴンナット」とともに美しく映えるが、組み合わせたタイヤはリアル･スポーツ「POTENZA RE-71RS」だ。ホイールの奥に覗くのは「ENDLESS Super micro6ライト」、足回りは「CUSCO street ZERO A」とカスタムは尽きず、まだまだ紹介しきれないアイテムが数多いけれど、オーナーのアルトワークス愛が突き抜けた唯一無二の存在であることは感じ取っていただけるに違いない。