ホンダ S2000

WORK賞

ホンダ S2000

走りを意識したモディファイとは一線を画すまとめ方が、強く印象に残るホンダS2000。オープン2シーターならではのラグジュアリーな雰囲気を大切にしながら、カスタマイズを進めたという。ホイールはネオクラシックな雰囲気を漂わせるきめの細かいクロスメッシュスタイルの「WORK Seeker CX」を選び、タイヤはコンフォート性にも配慮したプレミアムスポーツ「POTENZA S007A」をセット。これに合わせて「SPOON PROGRESSIVE SPRING」でローダウンしている。Seeker CXはブラックのボディカラーにカットクリアのディスクが際立つが、18インチサイズはなかなかの存在感がある。北米の香り漂うJDM感を出すことにもこだわったという。1999年に発売されたS2000は、2005年11月にマイナーチェンジされるまでの2リッターエンジン搭載車の型式がAP1、以降の2.2リッター車がAP2となるが、こちらのS2000はマニアの間でAP1-200と呼ばれる、鈴鹿工場で生産されたAP1の後期モデル。当初は手作業が多かったと言われるS2000は、そんなふうに生産工場の変遷までが注目されるが、それは名車と言われる存在だからこそ。そういったバックボーンを押さえつつ、クルマのコンディションを保ちながら、個性が光るカスタマイズを施したところにグッとくるS2000なのである。

ホンダ S2000
装着ホイール WORK Seeker CX
装着タイヤ POTENZA S007A

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